藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「生きていることに価値がある」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
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フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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生きていることに価値がある

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2018-01-06 16:46

2017年はいろいろなご縁をいただき、心よりお礼申し上げます。

2018年が始まりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、私は一人の年末年始を楽しみにしていたのですが、実は謎の体調不良でぜんぜん想像していたような優雅なお休みにはなりませんでした。普段あまり病院に行かない私が、正月明けで混んでいるのを知っていながら病院へ行き、各種検査を受けてきたほどです。

 

結果はまだ先なのですが、一応医療につながったことの安心感からか、その後は落ちついています。そして、翌朝目覚めたとき、布団の中で自然に感じたことをお伝えしたいと思います。

 

「生きててよかった。そうか、生きてるってことそのものに価値があるんだ。生きる意味とかよく聞かれて困るけど、生きてることに意味があるってことなんだ。それ以上の意味はそれぞれが好きに決めればいいんだ」

 

本当に素直にそう思いました。

 

実は私は10代の頃になぜか30才で死ぬんじゃないかと思っていて、30才を過ぎてからの人生はおまけだから、いつ死んでもいいとかっこつけていたところがありました。

 

でも、今回「死ぬかも」と感じた瞬間があり、はっきりと「まだ死にたくない」と強く願いました。今までの考えを改めます。まさか自分がこんなに生きることに執着があったとはビックリです。

 

また、改めて考え直したことは、あたりまえのことながら、死に方は選べないということ。

 

特に私は今一人暮らしで会社勤めもしていないので、家で倒れてもそのまましばらく発見されない可能性大。仕事が休み続きの年末年始はさらに気づかれにくい。そんなこともあり、不安も大きくなったのだと思うけれど、これが私の選んだ生き方、気ままなシングルライフのリスクなのだから甘んじて受け入れるしかない、どこでどんな死に方をしようと受け入れるしかない、否、シングルでなくても死に方や死に時は思うようにはならないのだと考えるに至りました。

 

図らずも、年明け早々人生に対して考えを改め、美しい死に方を求めようとしないで、生かされているかぎりは、ありがたく生きていこうと少し謙虚になった気がします。(まだ長生きしたいとまでは思えないけど)

 

人って、追いつめられないとなかなか自分の本音ってわからないものですね。

 

というわけで、こんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。一つ一つのご縁を今まで以上に大切にしたいと思っています。

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