酒井 正人(建築家)- コラム「暮らしを豊かにする収納術 #5」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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暮らしを豊かにする収納術 #5

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住まいづくりの発想 暮らしを豊かにする収納術 2007-11-26 15:00
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。

暮らしの中で「収納」をいかに工夫するかで、住まいの快適さはガラっと変わってきます。見た目にも、機能的にもスッキリと収納でき、お洒落なインテリアが実現できる「収納術」をご紹介します。

写真はウォークインクロゼットの内部です。 ウォークインクロゼットはフレキシブルに収納方法を考えることができて、扉ひとつで隠れたスペースになるため、見た目の体裁もあまり気にせず収納スペースとして大変便利だと思いますが、ただモノを詰め込むだけでは、結果として使いにくくムダの多いスペースにもなりがちです。 

何をどのくらい収納するかを考え、収納するモノに合わせた棚やハンガーパイプ、引出し収納などを組合わせて、収納空間を最大限活かすことが上手に収納できるポイントだと思います。 また、ウォークインクロゼットの場合は入口以外の壁面をいかに収納として使うかが重要になります。

1mのハンガーパイプにはスーツであれば約20着程を掛けることができ、また男性スーツであれば高さ1mあればよいので、写真のように1mスパンで2段のハンガーパイプを設ければより収納力が高まります(コートなど掛ける部分はハンガーパイプ1段にします) 

また、人が動くスペースを確保すれば無駄な空間を空けておく必要はないので、収納棚や引出し収納を効果的にプラスすることで収納力が一段と増します。 写真下の収納棚は、上部はバッグや小物用の棚(可動棚)、中段はYシャツ用のスライド棚、下部引出しは中身が見えるよう(何がしまってあるか一目で確認でき大変便利です)アクリルを前板に組み込み、ニットや靴下などを収納するためにデザインしたものです。 

個室のウォークインクロゼットなどはとくに、あなた仕様のワードローブとして洋服やバッグ、アクセサリーなどに合わせた快適なクロゼットを作ってみると、お洒落好きな方にはとても魅力的な空間になると思います。
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