酒井 正人(建築家)- コラム「快適暮らしは「収納計画」で決まる #1」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
Q&A回答への評価:
4.8/58件
サービス:1件
Q&A:155件
コラム:299件
写真:10件
お気軽にお問い合わせください
03-6379-4831
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼
専門家への資料の請求は、こちらからお問い合わせください。
資料の請求

快適暮らしは「収納計画」で決まる #1

- good

住まいづくりの発想 暮らしを豊かにする収納術 2009-08-23 13:52
住まいを計画するとき、「部屋の広さ」や「部屋の数」を思いうかべることがどうしても優先してしまうと思いますが、そのことが優先する結果「収納」スペースが不足して、結果的に快適性が損なわれているケースを見かけます。 

この状況は、平面図を見たり、完成された住空間を一瞬見ただけではわかりにくいのですが、暮らしが始まればすぐにその欠点は実感することになります。 自分達が持っているモノが収納しきれないのですから。

一般的に収納スペースは、床面積の10%程度は必要といわれていますが、私の経験上、30坪から40坪規模の住宅においては、最低でも床面積の15%以上は確保しないと「収納不足」に陥ると感じています。 

私達は今や膨大の量のモノを所持して便利な暮らしをしているわけですが、暮らす空間のそれぞれの場に、必要なモノ、ストックするモノ、飾るモノ等があり、それらがその場に収納でき、使いやすく置くことができ、趣味のモノなどが飾ることができて、心地よく暮らすことができるのです。

収納が不足していれば、広い部屋でも結果としてモノが溢れることとなり、その状況での毎日がストレスにつながってしまいます。 快適暮らしは「収納計画」で決まるのです。

写真事例は2方向より使うことができるストック収納用のウォークインクロゼット。 3人家族の季節の洋服をすべてここにストックします。


●日常をお伝えするブログ酒井正人DesignDiary

●新築・リフォームなどデザイン住宅の無料相談受付中サカイデザインネットワーク
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真