フランチャイズでの起業のポイント(5)フランチャイズの難しさ
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こんにちは。
公認会計士・税理士でフランチャイズアドバイザーもしております岸井幸生です。
フランチャイズビジネスは加盟料やロイヤルティを支払うことですでに完成された仕組みを買うモデルということが出来ます。
成功モデルを移植するので、ゼロからスタートよりもやりやすくまた成功率は高くなります。
しかし、逆にフランチャイズだからこそ難しい点もあります。
それは、好き勝手に出来ないという点です。フランチャイズも起業ですという話は以前コラムに書きましたが、他の企業との最大の違いがこの点にあるのです。
事業を行っていると、ふと良いアイディアが浮かぶものです。あれを売りたいこれを置きたい、こういうサービスを提供した方が売れるのではないか・・・。
しかし、フランチャイズ契約上、勝手は許されません。本部の言うとおりに業務をこなさなくてはならないという縛りがあるのです。本部としてもこれは仕方ないことです。築き上げたブランドが壊されるおそれがあるためです。
したがって、決められた業務をしっかりとこなしながら、その範囲内で効率化できる個所を工夫したり、仕入れやサービスの品目を調整したりして業績を積み上げていくことが基本となります。
そのうえで、本当に良いアイディアがある場合は本部と相談して取り入れることが必要です。
ある意味、我慢できるかが大きなポイントと言えますね。
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認定フランチャイズアドバイザー(FCステーション加盟)
公認会計士・税理士
岸井 幸生
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