あなたの会社の損益は、本当に損益ですか?
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おはようございます。
将来型会計事務所LBAの岸井です。
昔からなのですが、「宇宙」とか「惑星」とか「進化」とか、そういうワードに反応してしまいます。
見たり聞いたりしても、学術的には全然意味がわからないのですが、なぜだかワクワクしてしまいます。
人間の歴史の中の自分はものすごく小さいですし、地球の歴史の中ではもっと小さく、
まして、宇宙の歴史なんていったらもう、小さな自分の小さな悩みなんて本当にバカらしくなります。
前置きでだいぶ興奮してしまいました…。
気を取り直します。
どんな会社さんも「損益」を計算しています。
「売上」から諸々の「経費」を差し引いて「損益」を出します。
ところで、その「損益」、本当に「損益」でしょうか?
当たり前でしょ!
と思うかもしれませんが、そうではない会社がたくさんあります。
「損益」ではなく、現金預金の「収支差額」になっているのです。
つまり、売上は現金預金の収入。
経費は現金預金の支出。
その差し引きで「損益」としているのです。
でもこれは「損益」とは言えません。
モノやサービスを渡していればお金をもらう権利(債権)が発生します。
それが「売上」です。お金をもらっていなくても、権利はもらっているのです。
逆にお金を払っていなくても、義務が発生していれば「経費」です。
これらの正しい「売上」から正しい「経費」をひくことで、
あなたの会社の正しい成績である「損益」が計算されます。
良い経営は自身を知ることからです。
自身を正しく知るには正しい損益を把握しないといけませんね!
この機会にぜひ見直してみて下さい!
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