デザイン・設計の事例 のコラム一覧
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造り付け家具〜キッチンとダイニングをちょこっと仕切る
加藤幸彦(エス)です。 さて、今日もキッチンのお話。住宅作品「ハウス・エアロチーノ」のキッチン空間です。 お施主さんのご希望は、 キッチンとダイニングをはっきり分けない。でも、少しだけ仕切りたい。機能的にも「使える」ようにしたい。そして、ローコストで。 そんなご希望に応えて設計しました。写真は、ダイニング側から見た様子。トーヨーキッチン製のカウンターキッチンと、現場制作の家具とを組合わせたキッチン...(続きを読む)
対面式キッチンカウンター(低価格なシステムキッチンをつかう)
加藤幸彦(エス)です。 キッチンカウンターに求めるものは、「シンプル」「低価格」「簡単」。そして「対面式キッチン」にしたい...そんな場合は...。 写真のキッチンは、どちらもパナソニック製、低〜中クラス価格帯のシステムキッチンをつかった「対面式キッチン」です。そしてどちらも「ダイニングからの見え方」を重視しています。低価格のキッチン製品を囲うように、ダイニング側につくった腰壁。大工さんと、塗装職...(続きを読む)
シンプルな特注キッチン(価格をおさえてバッチリこだわる)
加藤幸彦(エス)です。 エスのお客さまには、料理好きの方たちが多くいらっしゃいます。そして、料理好きな方ほど、キッチンカウンターはシンプルに..という方が多い気がします。でも、キッチンカウンターをシンプルにしたい場合、メーカー製のものでは気に入るものが中々ない..ということが案外あるのです。 そんなとき、僕は「思い切って特注しちゃいましょう!」とケシカケるのです(!)。 特注..というと「高額」と...(続きを読む)
ウッドデッキ(施主セルフビルド)
加藤幸彦(エス)です。 竣工引越しからおよそ1年半たった「ハウス・ハックルベリーフィン」お施主さんがコツコツ続けてきた「ウッドデッキのセルフビルド」も先日完成しました。昨日、雨上がりの気持ちのいい日曜日。目の前の公園の桜をみる会、そして、完成撮影会として訪問してきました。 このウッドデッキは、基礎の工事と、部材のおおまかな準備を工務店にお願いして、そのあとの作業を施主みずからが実施しました。時間は...(続きを読む)
フレキシブルな大きなリビングルーム(個室は増やせる)3
加藤幸彦(エス)です。 さて「大きなリビングルーム」。将来、ライフスタイルや家族構成が変ったときに、ど真ん中を貫く「柱」と「梁」をガイドにして個室をつくる..というアイディアです。 ここで僕が強調しておきたいのは、これからは「自分でリフォームする」という選択肢がある、ということです。むき出しにつくられている構造体に、必要な間仕切やスクリーンを直接取付けるだけですから、比較的簡単。DIYで十分可能。...(続きを読む)
フレキシブルな大きなリビングルーム(個室は増やせる)2
加藤幸彦(エス)です。 前回の続きです。最小限の寝室を1階につくって、2階すべてをリビングルームとした小さな住宅「House Huckleberry Finn」。このリビングルームの広さは約20畳。空間のど真ん中を「柱」と「梁」が貫いています。(まったく邪魔ではなく、むしろ空間のアクセントとして、とってもカッコいいですよ。)もしも将来、個室を増やしたくなったとき、この「柱と梁」が役に立ちます。既製...(続きを読む)
フレキシブルな大きなリビングルーム(個室は増やせる)1
加藤幸彦(エス)です。 先日、ブログOPEN-G日記で書いた「小さな家に、大きなリビングルームをつくる」という記事。最小限の寝室と、収納室、水まわりを1階に集め、2階をすべてリビングルームとする考え方の紹介でした。 嬉しいことに、沢山のアクセスと、多くの「いいね(Facebook)」を頂戴しました。やはり、リビングと個室の考え方は、「家づくり」の主要テーマなのだなあ、と改めて感じた次第です。ところ...(続きを読む)
フローリングによる居心地デザイン/セルフ塗装仕上
加藤幸彦(エス)です。 さて、インテリアで「最重要」な床の仕上。自分たちで仕上げる、という選択肢もあります。 じつはエスでは、フローリングの塗装工程を施主さんたちにセルフで行なっていただくことを推奨しています。使う塗料は自然オイル系の「オスモカラー」。始めての人でも、比較的簡単にできます。 オスモカラーは、素材にしみ込んで染まるように仕上がるため、合成樹脂系の塗料のような「人工感」のない、しっとり...(続きを読む)
フローリングによる居心地デザイン/針葉樹系素材
加藤幸彦(エス)です。 前回の広葉樹系につづき、今回は針葉樹系のフローリング材。国産モノでは、スギやヒノキ、アカマツやカラマツなど、いわゆる「地物」が多くあります。コストの安い輸入モノでは、パイン、ラーチなどがよく使われます。 針葉樹系の特徴としては、・表面がやわらかい・素地は淡い色・木目が美しく通っているすっきりしていて、やさしい空間づくりに向いています。和室の縁や、素足で過ごすリビングルームな...(続きを読む)
フローリングによる居心地デザイン/広葉樹系(1)
加藤幸彦(エス)です。 床材が、インテリア素材の中で最重要であることは、先日のコラムで触れました。敏感な足の裏の感触で空間の心地良さが左右されるからです。 では、具体的な素材の選び方を、見ていきましょう。まずはフローリング。その中でも、採用頻度が高いのはタモ材やナラ材、あるいはアッシュやオークといった広葉樹系の樹種です。広葉樹系は、表面が比較的硬いものが多く、キズがつきにくく、肌触りもさらっとして...(続きを読む)
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