加藤幸彦（エス）です。

今日は、実際に設計している「中庭のある家」でのスケッチを掲載します。

打合せに使用した

ラフプラン図と、それをもとにしたフリーハンドのスケッチ。

ネタとしての「ラフプラン(*1)」をテーブルに置いて、

思い思いに話し合い、いろんな意見を言いあいます。

その会話にそって、その場で僕がスケッチを描き足していきます。

さらに、僕も、自分が住む家のつもりで楽しく意見参加。

プロの設計者、アドバイザーでありながら、自分の趣味も好き放題に言わせていただきます。

自分だったら、この中庭でどうやって過ごすのか。

お施主さんも、そのほうがリラックスして自由に発想しやすいみたいです。

エスの住宅設計においては、

初期の打合せを「ワークショップ」として位置付けています。

通常のプレゼンテーションのように設計者からの提案をメインとするものではなくて、

施主と設計者がアイディアや思いつきを自由に出し合う、自由な作業。

このワークショップを何度か実施して、少しずつ「ライフスタイル」と「デザイン」が見えてくるのです。

じっくりおこなう「住宅設計」。

好評いただいております。

(*1)

このときに「ネタ」としておみせするラフプランは、非常に注意深く作成されたものです。

お施主さんへの事前ヒアリングで得られた情報をもとに、ワークショップ用として、時間をかけて作成されています。

あくまでも「たたき台」。

中庭と部屋の関係や、コンセプトを探るべく、自由な議論が活発に誘発されるように「デザイン」されたプランなのです。

**************************************

こちらもご覧下さい：

>>プチ庭・中庭・庭・屋上　@ 住宅のプランと実例集（中庭タイプ）

>>エスのWEBSITE（一戸建て住宅のデザイン・設計・監理）

**************************************

・・