山本 雅暁(経営コンサルタント)- Q&A回答「ご相談者様のへのご回答;集客方法についてのアドバイス」 - 専門家プロファイル

山本 雅暁
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

山本 雅暁

ヤマモト マサアキ
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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お店の内容を改善、または移転で悩んでいます。

法人・ビジネス 飲食店経営 2010/05/28 11:00

今年の3月にお店を始めました。
お店は2坪ほどでかなり小さく、最初は4席置いてたのですがなかなか中に入ってくれるお客さんがいないので、客席を取りテイクアウト専門にしました。
販売しているものは、スコーン、チャイ、コーヒー、カフェオレ、季節の果物を使ったシェイクやソーダです。
安全なものを提供したいので、材料はオーガニックのものや国産のものを使用しています。
味は割りと定評があり、感動してくれるお客さんも時々います。
お店の雰囲気も一から手作りで建て、アンティークの物や木や金属を使った味のある建て構えです。
よく写真を撮られますが、買うまでにいたらず、なかなか足を止めてくれる人がいません。

ここの場所は、春と秋はお客さんが多いらしいのですが、夏と冬は全然人が歩かないようです。
言っていた通り、ゴールデンウィークが過ぎてからぱったり客足が減りました。
売り上げも3、4月に比べ、平日、休日共に半分以下に減りました。
10年以上この場所で経営しているお店が半分くらいあるのですが、私が入っているお店とその隣りはとくに入れ替えが激しく、2ヶ月で出て行く方もいたようです。
家賃も7万とかなり高いです。
このような場所でどうやったらお客さんを増やし、リピーターをつけることができるでしょうか?
それとも移転を考えたほうがいいでしょうか?

補足

2010/05/28 11:00

場所は蔵造りの町並みで、ちょっとした観光地です。
地元の人も時々来ますが、県外からバスで来る観光客が多いようです。

お店は長屋のようになっており、全部で10店舗入っています。
メインの大きい道路に面した店舗が一件で、特産物を使った焼き菓子を販売。
よくテレビに紹介され、春、秋は行列が出来るほどの人気店。
その他は骨董屋、韓国ショップ、江戸文字雑貨、お好み焼き屋、ガラスのアクセサリー屋、婦人服屋、草木染の服屋、ラーメン屋です。
ラーメン屋は一杯500円と安く、即席ラーメンのようだけど、いつも繁盛している。
長屋の奥に無料休憩所とトイレがあり、すぐ隣にあるラーメン屋のお客さんが利用していることが多い。

sabatoraさん ( 埼玉県 / 女性 / 27歳 )

山本 雅暁 専門家

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経営コンサルタント

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ご相談者様のへのご回答;集客方法についてのアドバイス

2010/05/28 12:38
( 4 .0)

ご相談者様、

こんにちは。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

このたびはご相談くださり有難うございます。

詳細な状況は、ご相談者様の情報から把握できない部分がありますので、一般的な回答になる事をお許しください。
現時点では、先ずは集客拡大に集中して、お客の数;リピーターの数を増やす事に集中される事をお勧めします。この時に、コストをかけないで行う事が必要です。

以下、山本の回答を以下の通り行います。

1.状況認識

・場所は蔵造りの町並みで、観光地となっている。
・お客は、地元の方よりも観光客の方が多い。
・観光客は、春と秋に集中し、夏と冬は少ない。
・お店は長屋のようになっており、全部で10店舗入っている。
・メインの大きい道路に面した店舗が一件で、特産物を使った焼き菓子を販売。よくテレビに紹介され、春、秋は行列が出来るほどの人気店。
その他は骨董屋、韓国ショップ、江戸文字雑貨、お好み焼き屋、ガラスのアクセサリー屋、婦人服屋、草木染の服屋、ラーメン屋
・一杯500円のラーメン屋は、何時も繁盛している


上記状況認識に基づいて以下の集客方法を提言いたします。

2.集客方法について

(1)お店単独での集客方法

ご相談者様のご説明では、ラーメン屋は何時も繁盛しているとのことですので、このお客は地元の方が多いのではないかと推測します。
つまり、観光客だでなく地元の方もラーメン屋目当てにこの長屋を常に訪れている可能性があります。

この前提で集客方法についてアドバイスいたします。

観光客に加えて、地元の方々にご相談者様のお店を知ってもらい、長屋に来た時に来店してもらってテイクアウトの飲み物を買ってもらうようにする方法が考えられます。

その為には、ご相談者様のお店を観光客と地元の方に知ってもらう必要があります。

現在、どのような形で広告宣伝を行っていますか。
例えば、インターネットを使った広告活動は行っていますか?

観光客の場合、訪れる前にその地域の特徴や売り、気になるお店などを、観光協会が運営するWebサイトや口コミサイトなどから情報を収集し、事前確認してから行きます。

以下の詳細は、補足事項に続けて書きます。

補足

本文からの続きです。
例えば、ご相談者様のお店がWebサイトを持っていれば、以下のような情報を掲載し、お店をアピールする方法が考えられます。

・手作りのお店の雰囲気を写真にて紹介
・安全、安心へのこだわりと食材の説明
・季節にあった飲み物の紹介
・お客様の評判(口コミ)の掲載
・「食べログ」などの口コミWebサイトに載った記事の掲載やリンク貼り、
・クーポン券の発行(お店のWebサイトを印刷し持ってきたお客への割引サービス)、など


もしご相談者様がWebサイトをお持ちでなければ、先ずは自分で作成・運営が出来るブログ(無償版)を利用して広告宣伝活動を行う事をお勧めします。

その後で、資金的な余裕が出てきましたら、専用のWebサイトを構築して広告宣伝活動を行う事を考えれば良いと考えます。


(2)他店との協力による集客方法


多分、地元観光協会では、蔵造りの町としてアピールしていると考えます。
そのパンフレットの中に、ご相談者様の長屋も紹介され、長屋の核となる「特産物を使った焼き菓子販売店」を中心に各店を紹介していると思います。

地元観光協会や長屋に入っているお店もお集客に悩んでいると推測します。

そこで、他店と協力して、観光客及び地元の方への長屋のアピール方法について検討し、全店の協力で統一した「訴求性」を出して集客の向上を図る方法もあります。

例えば、観光協会とタイアップして、長屋全体で共通のイベントを年間通してスケジュール化して、パンフレットに掲載してもらう。
地元観光協会は、Webサイトを持っていると考えますので、このようなイベント活動や長屋の各店紹介を継続して行ってもらうのも有効な方法ですね。

或いは、焼き菓子販売店やラーメン屋で買ったお客がクーポン券を持って行けば、ご相談者様のお店では、割引を行うなどの方法も考えられます。


ご相談者様のWebサイトで、この共通イベントを告知して宣伝活動を行う事も出来ます。


上記回答がご相談者様のお役にたてば幸いです。

よろしくお願いいたします。
以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

評価・お礼

sabatora さん

山本様

貴重なアドバイスありがとうございます。

宣伝方法は、自然食屋さんや、行きつけの飲食店にビラを置かせてもらっている程度です。
ブログに載せてくださっているお客さんは数人いますが、自らインターネットでの宣伝はしていません。
他店と協力は正直難しい気がします…。
どの店もライバル心を持っていることや、周りのお店の経営者さんの年齢層も高くなかなか正当に話し合うことができません。
また常に立ち話をしているので、売り上げを上げようという意識も低いようです。
インターネットなどを使ってもっと宣伝活動をしてみようと思います。
ありがとうございました。

山本 雅暁

ご相談者様、

早速にご評価下さり有難うございます。
ぜひ、インターネットを使って宣伝活動を行って下さい。
無料で使えるブログ、或いは、今はやりのTwitterも並行して活用することをお勧めします。
写真をふんだんに使ってお店の雰囲気を伝わるように行う事が大事です。

先ずご自分ではじめて下さい。
必要がありましたら具体的なやり方についてもアドバイスしますので、ご連絡下さい。

よろしくお願いいたします。
以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

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