山本 雅暁(経営コンサルタント)- Q&A回答「理解力は、会社・職場の「常識」を知ることで得られます」 - 専門家プロファイル

山本 雅暁
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

山本 雅暁

ヤマモト マサアキ
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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理解力を上げる方法とは

スキル・資格 ビジネススキル 2009/02/26 19:55

 私はIT関係の仕事をしている若手社員ですが、最近悩みがあります。それは自分の理解力の無さです。上司から仕事を頼まれても、イメージができなく瞬時に理解できません。それで何度も聞き直してしまうことがあり、結果として仕事をしてもミスや漏れなどがあったりします。
そこでお聞きしたいことは、 理解力を上げる方法はないのかを知りたいです。

イナさん ( 東京都 / 男性 / 26歳 )

山本 雅暁 専門家

山本 雅暁
経営コンサルタント

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理解力は、会社・職場の「常識」を知ることで得られます

2010/08/11 17:37

ご相談者様、

こんにちは。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

このたびはご相談くださり有難うございます。

私が会社員として勤務していた時の経験に基づいて回答いたします。

私は、エンジニアではありませんが、ものづくりがが好きでメーカーに入社しました。
入った部署は企画や標準化関係のところでで多くの技術屋が働いていました。

私は、技術の専門用語や、会社のおかれている状況や部署の組織的な意義や、周りの職場との関係など知らない事ばかりでした。
そんな中、先輩や上司は若造に色々な仕事を命令してきました。
当然、最初から仕事など出来るはずがありません。

一つの仕事として会議の議事録作成を任されました。

議事録を書くには、会議結果だけでなく、何故その議題が上がったのか、提案理由、討議した経緯なども知る必要がありました。
当時は、私が職場で一番若い社員でしたから、臆せずに積極的に上司、先輩、他の職場の関係者などに聞きまくってメモをとり、自分のノートを作りました。
多くの人たちは色々と教えてくれました。

そのノートには、質問項目と答え、或いは色々な人たちがもらした事を可能な限り書き、後で判らないところは、何度でも聞きました。

最初は盲目的にしか情報が頭に入ってきませんでしたが、そのうちに、自社の強みや弱み、経営状況、トップの考え方、上司や先輩の考え方・問題意識、職場が行うべき課題と問題点、或いは、期待されていることなどが見えて来ました。

ご相談者様が言われる、『理解力』が身につき始めました。

私の事例で言うと、理解力とは、職場のおかれている状況、会社の状況、トップや上司・先輩の考え方や問題意識、その背景などの会社員としての「常識」を持つ事により、達成できます。

例えば、自ら会議の議事録作成を志願して、議事録を書くために必要な情報を職場の上司、先輩、同僚から聞き出していくと、必然的に、「常識」を持てるようになります。
聞く事が基本です。

私の回答がご参考になれば幸いです。

よろしくお願いいたします。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

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