山本 雅暁(経営コンサルタント)- Q&A回答「ご質問事項;“子会社管理”に対するアドバイス」 - 専門家プロファイル

山本 雅暁
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

山本 雅暁

ヤマモト マサアキ
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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子会社管理

法人・ビジネス 経営コンサルティング 2009/01/22 13:30

経理で子会社に関して連結会計だけ行ってきましたが、子会社
管理を行うことになりました。その中で
1.与信データの整備
2.在庫管理
に関してどういうことに関して留意すればよいでしょうか。

ポプラさん ( 埼玉県 / 男性 / 34歳 )

山本 雅暁 専門家

山本 雅暁
経営コンサルタント

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ご質問事項;“子会社管理”に対するアドバイス

2009/02/01 13:49

ご質問者様へ、

こんにちは。山本 雅暁です。

2009年1月30日より専門家として登録されました。

私は経理の専門家ではありませんが、以前、海外販売会社(子会社)で経営を立て直すために経営管理を担当しました。
その時の経験をもとに、下記の通り回答させて頂きます。


1.与信データの整備について

◆与信枠設定がルール化されているかどうか、確認します。
◆ルールがある場合、そのルールの妥当性について検証した方が良いです。相手先企業の信用調査の実施、与信限度額の設定基準、決裁の判断基準などが対象になります。
◆売掛金の回収状況の確認も必要です。期日通りに回収出来ているかどうか、回収出来ない場合の対処方法や理由の確認がきちんとされているかも確認する必要があります。
◆もしルール化されていない場合、早急に作成する必要があります。


2.在庫管理について

◆在庫管理がきちんと行われているかどうかが確認ポイントです。
例えば、
・棚卸が行われて、帳簿上の在庫と実在庫の間に差異はないのか、
・過剰在庫、過小在庫がないように管理されているか、
・特に過剰在庫の場合、拡販努力がきちんと行われているか、或いは、長期間動かない在庫の評価減されているか、

現在の不況下では、過剰在庫が多いと運転資金の確保に支障が出て経営問題になる可能性があります。

この観点から、過剰在庫を防ぐ手立てと対策が組織化されているかどうか見極め、状況に応じてスキーム構築を考える必要があります。


1、2項とも運用を誤ると企業が自己中毒を起こして死ぬ可能性がありますので、これらの事が管理されているかどうか把握して、必要な対策を迅速に行う事が肝要です。


私の考えを説明させて頂きました。
ご相談者様のお役にたてれば幸いです。

上記内容についてご質問があれば、何時でもご連絡願います。

今後ともよろしくお願い致します

以上、


山本 雅暁
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイサー GBM&A

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