山本 雅暁(経営コンサルタント)- Q&A回答「自分の提案内容再確認と不採用の理由確認をしましょう」 - 専門家プロファイル

山本 雅暁
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

山本 雅暁

ヤマモト マサアキ
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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保守的な会社でやりたいことを実現するには?

スキル・資格 ビジネススキル 2006/09/15 03:08

伝統のある会社で働いているのですが、保守的な社風が強く、新しい提案をしてもなかなか実現に至りません。自分の目標意識と会社の意向が違う場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。

All About ProFileさん

山本 雅暁 専門家

山本 雅暁
経営コンサルタント

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自分の提案内容再確認と不採用の理由確認をしましょう

2010/06/02 15:53

ご相談者様、

こんにちは。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。
このたびはご相談くださり有難うございます。

私の会社勤務時の経験も踏まえて回答致します。

ご存知のように、会社は売上・利益を最大化するために活動している事業集団です。
従って、会社はその目的を達成するために合理的な方法を採用し、実行します。

この実行には、当然お金、つまりコストがかかります。
一般的には、社長や上司は、かかるコストに対してその効果が最大化できる方法を採用、或いは決定します。

そこで、ご相談者様に考えて頂きたい事があります。

社長や上司に提案した時に、かかるコストや、その方法を採用した時の課題や解決方法、及び予想される売上金額や利益などの具体的な情報を提示して、彼らが判断出来るようにしましたか。

私はいつも言っている事に、「会社組織内の役割分担」があります。
社長や上司は、意思決定者であり、みこしに例えると上に乗る人にあたります。みこしの行く方向やスピードについて指示します。

ご相談様の役割は、みこしの担ぎ手です。社長や上司の指示に従って、みこしを動かします。

社長や上司は、会社経営に責任を持っています。
ご相談者様が提案された時に、上記のような説明を行ったかどうかご確認ください。


もし、具体的な内容に基づいた提案をして、その上でOKの返事をもらえなかった場合、その理由について質問される事をお勧めします。
その理由を確認した結果、ご相談者様の提案に対する課題・問題点を認識でき、再提案に反映出来るのではないでしょうか。

ご参考情報として、保守的な会社の場合、既存事業で売上・利益が確保できている場合、新しい提案に前向きでない事があります。

よろしくお願いいたします。
以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

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