金井 高志
カナイ タカシグループ
株式公開(IPO)のための法務 のコラム一覧
14件中 1~10件目RSS
株式公開のための法務 「上場後の株主総会」
株式公開のための法務 「上場後の株主総会」 前回、上場後に上場会社が行う情報開示・情報提供活動を説明しましたが、今回は、上場後に開催する株主総会について説明をしたいと思います。 1、上場後の株主総会と上場前の株主総会の違い 株主総会とは、株主によって構成される会社の重要事項に関する意思決定機関です。株主総会では、主に、会社の重要事項の決定や事業報告、決算報告・承認等を行い...(続きを読む)
株式公開のための法務 「上場会社が行う情報開示・情報提供活動」
株式公開のための法務 「上場会社が行う情報開示・情報提供活動」 前回までは、上場までの大まかな流れを説明しました。今回は、上場後に会社が行う情報開示・情報提供活動を説明したいと思います。 1、上場会社が行う情報開示・情報提供活動の種類 IR(Investor Relations)とは、会社が、株主や投資家に対して、投資判断に必要な情報を開示・提供する活動をいいます(※1)。上場会社は...(続きを読む)
株式公開のための法務 「上場申請から上場までの大まかな流れ」
株式公開のための法務 「上場申請から上場までの大まかな流れ」 前回は上場申請までの大まかな流れを説明しましたが、今回は上場申請から上場までの大まかな流れを説明したいと思います。 1、上場審査開始まで 上場予定会社は、前回の最後で説明をした主幹事証券会社の審査部門による上場申請に係る審査(推薦審査)を無事に合格した後、上場申請書類一式(主幹事証券会社の上場審査で合格したことを示す...(続きを読む)
株式公開のための法務 「上場申請までの大まかな流れ」
株式公開のための法務 「上場申請までの大まかな流れ」 上場申請までの詳細な流れについては、上場を予定している会社(以下では、「上場予定会社」といいます。)毎に異なるため、今回は、多くの上場予定会社に共通する「上場申請までの大まかな流れ」について説明していきます。 1、上場すること自体の是非の検討、上場する市場の検討 まずは、上場すること自体の是非を検討する必要があります。...(続きを読む)
株式公開のための法務 「株式上場にかかわる関係者」
株式公開のための法務 「株式上場にかかわる関係者」 株式会社が株式上場(IPO)をする場合には、様々な関係者とかかわることになります。今回は、株式上場において、株式会社がどのような関係者とかかわることになるのかをみていきたいと思います。 1、主幹事証券会社 主幹事証券会社については第1回でも少し説明をしましたが、株式会社は、株式上場を果たした際に、証券取引所において広く自社の株式を売り...(続きを読む)
株式公開のための法務 「東京証券取引所の市場について」
株式公開のための法務 「東京証券取引所の市場について」 今回は、東京証券取引所(以下「東証」といいます)の市場について、①東証内の市場の種類、②東証内の各市場に昨年(2014年)上場した企業、③マザーズへのIT企業のIPOが多い理由(東証内の各市場の比較)を説明していきます。 1、東証内の市場の種類 東証内には、第一部・第二部、マザーズ、JASDAQ、及びTOKYO P...(続きを読む)
株式公開のための法務 「株式上場のメリット・デメリット②」
株式公開のための法務 「株式上場(IPO)のメリット・デメリット②」 今回は株式上場のメリット・デメリットの2回目です。前回はメリットについてお話ししましたので、デメリットに関してご説明させていただきます。 株式上場の主なデメリットとしては、①株主の意見に沿う経営方針選択の必要、②経理事務・株式事務などの費用の増加、③M&Aの対象となるリスクの発生、④企業内容の情報開示の義務化が...(続きを読む)
株式公開のための法務 「株式上場のメリット・デメリット①」
株式公開のための法務 「株式上場のメリット・デメリット①」 株式上場(IPO)のメリットとデメリットを2回にわたって、ご説明したいと思います。 株式上場の主なメリットとしては、①資金調達力の向上、②知名度の向上・信用力の増大、③創業者利潤の実現が挙げられます。 まず、①資金調達力の向上についてですが、非上場企業の場合、親族や知人等の限られた株主からの出資や銀行等からの借入れを行うことに...(続きを読む)
株式公開のための法務 「株式上場(IPO)の意義」
株式公開のための法務 「株式上場(IPO)の意義」 今回から少しずつ、株式上場(IPO)について、ご説明していきたいと思います。 株式上場とは、企業の発行する株式を誰もが自由に売買できるよう証券取引所において流通させることをいいます。株式上場は、IPO(Initial Public Offering)または単に上場と呼ばれています。 株式上場は、まず、主幹事証券会社(※1)による上場申請...(続きを読む)
コンプライアンスとCSRの関係(ISO26000)
コンプライアンスとCSRの関係については、さまざまな議論がありますが、2010年11月に発行されたISO26000(社会的責任のガイダンス)に関する一橋大学大学院の松本教授の解説記事に、ISO26000の内容との関係で、きわめて重要な指摘がありました。 まず、コンプライアンスの意義としては、 最狭義:法律の要求に応えること 狭義:企業の倫理や社会の倫理に応えることや、形式的には違法ではな...(続きを読む)
14件中 1~10件目
- 1
- 2