大園 エリカ(クラシックバレエ教師・振付家)- コラム「私達「人間の人生」を改めて考える」 - 専門家プロファイル

大園 エリカ
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大園 エリカ

オオソノ エリカ
( 東京都 / クラシックバレエ教師・振付家 )
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
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私達「人間の人生」を改めて考える

- good

2023-09-16 08:35

今回は、前回「両親を通して自分の人生に新たに向き合う」の続きです。以下、私のXポスト(ツイート)です。(※この記事の為に一部加筆修正しています)

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡




父の腰痛が相当酷くなっているらしく、以前は娘に遠慮したのか「もう食事を運ばなくて良い」と言っていた父と今さっき電話で話した。そして私は以前の様に、食事を作りに来てくれる方が来ない日に、お弁当を作るか買うかして実家に通う事を決めた。


食事をした後の片付けも含めて、週3~5回夕方に実家に通う事にした。そのコンディションでも母は介護施設に入りたいのかどうか、母の意向を改めて聞いて来ようと私は思う。いずれにしてもいつかは設備の整った介護施設にお世話になるとは思うけれど。


私は実家に通うのは毎日でも良いと思うけれど、気力のある父はまだ腰が痛くても「自由な日も欲しい」らしい。娘にしてもらうという事に気を遣って疲れてしまうという部分もあるのだろうし、「自分が母にしてやりたい」と思う部分もあるだろうから、私は父の意向を尊重する事にする。


・・・という事で、私は今日から実家に通います。





そう思って準備をしていたら、病状が昨日より悪化した母が、さっき救急車で運ばれて「今病院にいる」と父から電話が入った。「今日は家に来ないで良い。多分このまま入院になるだろう」と父は言った。


留守番メッセージでそれを知った私は、父の携帯に電話したけれど繋がらず、留守番に「入院先の病院名を教えて欲しい」とメッセージを入れた。分かったら駆けつけたいけれど、コロナを理由に面会はさせてもらえないのだろうか?だとしたら、本当に残酷な世の中になったものだと思う。


父から電話が入り、母が今回運ばれたのは、水頭症と診断されて手術した病院だと分かった。今までの経緯を説明しなくても良いから、或る意味良かったかもしれない。


母は今検査中だとの事。酷い腰痛持ちの父に「必要なら付き添いバトンタッチしようか?」と話したら「車椅子を借りたから大丈夫。来てもただ待つだけだから今日は来ないで良い。晩ごはんも病院内のお店でお弁当を買って帰るから必要ない」との事だった。


父には「妻の面倒は最後まで俺が見る。私が看病する」という気概、固い決意の様なものがある様に思う。長年連れ添った夫としての妻への思いだと娘の私は理解する。だから私は父の意向を尊重しようと思う。


急に空が暗くなり、さっき雷が数回鳴って、今は雨が激しく降り出した。今の私の気持ちの様なお天気になった。


今日の雷雨はとても長い。まだ雷が鳴っている。





さっき実家に電話を入れたら、病院の検査の結果、血液も脳も異常無しという事で、点滴をするという事も無く、入院が必要という事もなく、母は父と一緒に帰宅したとの事。3日間くらいお腹が下ったり、吐き気がして食べていないから、体力が落ちているという事だと分かり少し安心した。


私は少し前にワクの解毒として松葉茶とか重曹&クエン酸とか色々持って行った事がある。東洋医学的に見たら、もしかしたら解毒時に起こる好転反応という可能性もある。食欲が落ちる事で自動的な断食療法=食べ過ぎで疲弊した内臓を休めるという「回復の為の自然な体の反応」という可能性も考える。


いずれにしても絶食後の食事というのはとても大事になるから、明日「流動食から始まる回復食」として重宝出来そうな食品等を色々見繕って、実家に持って行く事にした。母の様子も見れるから。





今朝、母の為に重湯を作る為のご飯を炊く。自分の晩ごはんのご飯も同時に炊ける訳で一石二鳥だ♫


好き嫌いの無い母は、私の作るお弁当は口に合うらしく「凄く美味しい」と喜んで食べてくれる。反対にかなり偏食の父は「医食同源」という観念がなく、常に「自分が好む美味しい物を食べたい派」なので、私が作る野菜のおかずが多いヘルシーなお弁当は口に合わず「市販のお弁当が良い」と言う。


作る側の私も、嫌いなものを無理矢理押し付けるのは嫌だから、父に「何が食べたい?」と聞いても「何でもいい」「その日にならないと食べたい物が分からない」とか言う。そして作ると「口に合わない」「食べない」とか言う我儘さが昔からあって、作る側には喜びがもらえない事が多い。


長年連れ添った母も同じ思いだった様な気がする。だからあれだけ我慢強かった母の、今の父に対する母らしからぬ我儘な姿は「今まで父に対して我慢して来たものが一気に表に出て来た」様に娘の私は感じている。


昨日「食べると言うからベッドにお粥を持って行くと、食べたくないと言って食べない」と電話でボヤく父に「その我儘さ、何だかお父さんと似ているね。お互いを鏡にしているのかもしれないね」と私は柔らかく言った。父は何かを感じた様に私は思った。


私が父や母の「彼らが希望するコンディション」の意向を汲んで、よっぽどの事が無い限りは「両親を離れた所から見守る」という事が多いのは、そういう「お互いの夫婦としての部分のカルマの解消」というものが働くという事を思うからだ。


これは「この世の真理」として、いずれにせよ「自動的に起こって来る」ものだからだ。私達人間は例外なく「死ぬ時はプラスマイナスゼロ」にさせられるからだ。


生きている内にカルマの解消がされるほど、人間はあの世へ旅立つ時の苦痛は減るという事を私は思うからだ。これは自分も含めて「人間に平等に与えられたコンディション」だと私は思っている。


両親の抱える「夫婦のカルマ」に対して、娘の私には何も為す術は無い。何故なら「それぞれのカルマは、それぞれで向き合う」という事からしか、本物のカルマ解消にはならないからだ。


最初に「夫婦在りきで子供が生まれる」訳だから、つまり両親に取っては「自分達の根本と向き合う」という事だと私は思っている。


それは「最後はプラスマイナスゼロにさせられる私達の人生」では、避けては通れないもの=避けない方が良い結果を得るものだと私は思っている。


勿論年老いた両親のコンディションというものを、娘として常に見守りつつですが。


私は両親に対して「娘として出来る事」は出来得る限りしようと思っています。それが娘として、「両親に与えられる愛」だと私は思っています。









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