大園 エリカ
オオソノ エリカ組織&社会あるある「権力者が持つ非常識が常識とされている事に、皆が気付かなくなって行く」
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以下、パープルの文字が私のツイートです。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
久居
ジャニー喜多川の性加害事件に対する信田さよ子先生のコラム。とてもわかりやすい。擬似家族…家庭内のことは露見しにくいし、「これが普通だと思ってた」になりがち。何十年も経ってから「ウチの家庭はおかしかった」って気づく。
これはジャニーズ事務所に限られた事ではない。「井の中の蛙」の閉鎖的な狭い世界では、いつの間にか権力者が持つ非常識が常識とされている事に皆が気付かなくなって行く。
それぞれの野望と保身が絡み合い、そういう歪で不健康な世界をお互いに生むからだ。そうして「人としての大事なもの」を見失っている人達は、この世に沢山いる。
こういうものが根っこにあると、自分達に都合の悪い事実を隠蔽する体質となり、誰も真実を語れなくなって行く。そうして虚構の世界「裸の王様王国」は作り上げられて行く。
かなり以前のお話しになりますが、私は推しのグループアーティストの一人が、声量が落ち音程を外すなど、誰が聴いても「不調」を感じるコンディションだった時、プロデューサーの方に「今日の彼、調子が悪いですね」と話したら、「え、そんな事はないと思いますよ」と返された事を思い出す。私はその時、正直物凄い違和感を覚えた。
そこには明らかに、彼らのタレントとしての"作られたイメージ"を維持する為に「事実を隠そう」「都合の悪い事は無かった事にする」という虚偽が感じられたからだ。自分の扱うタレントという商品を、スーパーマンの様に「常に完全無欠なイメージにしたい」という彼の思惑をそこに感じたからだ。
私はその時に、芸能界にあるあるな「甘やかし体質を持ったグループ組織」という事を思った。これはアーティストとしての彼らの成長を阻む大きな要因になっていると私は感じた。「だめだ、こりゃ」と正直思った。
何故ならそこには「誰もが感じている事実を認める謙虚さ」というものがプロデューサーの方に感じられなかったからだ。その「都合の悪い事はひた隠そう」とする姿勢から、彼の「自分の商品であるタレントに対しての歪な愛」を私は感じた。そして「果たしてこれは本物の愛なのだろうか?」と私は思った。
私が思う本物の愛とは「その人が持っている最高のものを引き出す」という事だ。そうした真実の愛には虚偽も誤魔化しも甘やかしも存在しない。事実のみが存在する。
そこには違和感と矛盾だらけの「作られた裸の王様王国」というのは存在出来ない。それが本物のアーティストの世界だと私は思っている。
【参考コラム】
私達人間は、日々常に成長し続ける中で、その時、その時の「自分の持っている最高のもの」を表現出来るという事からしか、本当の意味の「生きる喜び」を感じられない様に生まれついています。
そういう視野を持っている人と、そうでない人とでは、「何を愛と感じるか」という価値観は、全然違ったものになるであろうと私は思っています。
少なくとも本物のアーティストというものは、甘やかされスポイルされて成長を阻まれる事に非常に違和感を覚えるものですし、「成長し続ける自分」に喜びを感じるものだと私は思う一人です。
だから推しである彼らに対して、そういう思いでこの様なコラムを書く自分ではありますが、でもそういうものを望むか望まないかは「彼らの選択である」という事をいつも思います。
一つ言える事は、私は「アーティストである彼らのファン」ではありますが、「人気商売タレントとしてのファンではない」という事でしょうか。
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