大園 エリカ
オオソノ エリカ第三者の目から見える風景「霊能者が霊能者をジャッジするのは"自分こそが本物"と言いたいから?」
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今回は、以前から私が第三者ながら感じて来た事をテーマに語らせて頂こうと思います。
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以前にもお話し致しましたが、私は過去必要に迫られて、スピリチュアルとか霊能者というものを徹底して勉強させて頂いた経験を持っている為か、巷で霊能者と言われる、又は自己申告される方達に対して、シビアに独自のものの観方を持っている人間の一人ではないかと思います。
今回その私が語らせて頂く事は、以前から私が常に「霊能者同士でお互いを牽制しながら行う行為」というものに対して疑問に感じて来た事でもあるのですが、
これはそういうものを盲目的に信奉される方達や、強いては霊能者と自負される方達には見落とされがちなものではないかと感じますし、当事者の方達こそが"同じ穴のムジナ"となってお互いに気付いていないのではないか?
その様に私が感じてしまう、そういう行為の裏に在る"矛盾"というものに付いて、今回敢えて触れてみようかと思います。
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(※以下は或る掲示板に私が投稿したコメントを、今回のコラムの為に編集・加筆修正したものです)
何でも霊や邪気のせいにする霊能者やセミナー主催者はまがい物です。
本人がそういう波長・波動を出しているから、同レベルの存在に寄って来られるのであって、
そういう現象の原因は本人にあるというのに…。
そういう自己責任でものを考えない哲学や教えは、結局常に安易に自分以外の存在のせいにできるから、いつまでも常に除霊とか浄化とかから逃れらなくなり、結局永遠に「良い霊能者探し」をし続ける事になるのです。
そういう人生は空しく、ただの時間の浪費=悩みが堂々巡りになるだけなのに、多くの人は気付けない。
一昔前までは、こういうスピリチュアルには皆騙されましたれど、発想に「自己責任」というものが抜け落ちていて、何かに付け「低級霊や邪気のせいにするスピリチュアル」なんて、実生活では何の役にも立たないという事を、そろそろ霊能者を自負されておられる方達もご自分の為に気付いた方が良い様に思います。
多くの人間が気付き始めた今、人々の成長の為にその様なものが役に立つ時代では、もうすでにないのです。
大体そういうネガティブな”霊”というのは半物質の4次元までの世界の存在なので、
この地球の3次元と4次元の中だけで解決しようとする事は根本解決には決して至らず、
結局閉じられた輪の中での単なる堂々巡りに過ぎなくなるという事です。
でもだからこそ、彼らのセミナーやブログなどが商売になる訳で、でもそういうものを信じて商売にしている彼らに取っては、そこは死活問題になるでしょうから、そういう現実を絶対認めようとはしないでしょうし、真摯に向き合わないでしょう。
誰もが「自分で自力で解決できる」と分かってしまったら、誰もお金を払って記事を読んだり、高額なセミナーに行く必要が無くなりますからね~。
ちなみに独学で一時初期仏教を本で学んだ時に、占いとか予言とか、他人の前世を見るなどいう間違った教義(邪教)で人に影響を与え洗脳し惑わす行為を、お釈迦さまは「不徳を積む行為」と戒められたという逸話がありました。
又これは、この地球を支配して来た権力者達が、計画的に私達にひた隠しにして来た「地球や宇宙の真実の歴史」に付いても同様で、そういうものを商売にして有料で語っていらっしゃる方も多い様ですが、そういう情報は大概その大元になるソースというものがあるので、ネットで探せばいくらでも見つけられます。
それらは無料で読めるのに、それを有料にして、自分がさもそのパイオニアであるかの様に、
或いは「自分しか知らない」などと語る方達も多くおられる様ですが、私はあまり賛同できません。
又そういう真実(…か、もしくは彼らが低級霊によって視させられた妄想を真実と思い込んだもの)を知っていながら、自分以外の他者をまるで子供扱いして「自分だけが真実を知っている」というスタンスを好む霊能者の方達も信用できませんし、私はそこに彼らの欲や傲りを感じます。
そういう中でも、特に「海外から英語などの他国語で発信されたもの」をソースにする方は、特にこの日本では有利に商売ができますが、そういう情報に関しても、良心的に無料で日本語に翻訳されたものは探せば沢山あります。(※日本では、そういう"自分達に都合悪い情報"を一般大衆が知る事がない様に、支配者達が牛耳るマスコミやメディアが隠蔽・捏造してしまうという事実が昔からあります)
私は思うのですが、本当に本気で人類の救済を考える人が、人を選別・差別し(自分が認めた仲間=自分のサイトやブログの登録者としか共有しない)、商売する時点で矛盾があり、そこに私は純粋さが感じられませんし、
私達はその様に言葉上手に人を勧誘する表面上は一見キレイに見える様なものに対しては、より用心深くなって「何かがおかしい」と矛盾を感じる知性と感覚を持つ必要性を感じます。
どの様なものでも、ビジネスになった途端に、その純粋性が失われて行きます。
何故なら、大事なのは「顧客を維持する事」になるので、記事を小出しにしたり、秘密主義的なものにして、その価値を高める手法がどうしても必要になるからです。
又良くお見掛けするものに、霊能者が霊能者をジャッジするという風景が見られますが、これは逆から見ると「自分こそが本物の霊能者である」と自負されているからこそできる行為という事である訳ですが、
その「人は疑っても、自分は疑わない」という、その"根拠の無い自信"は、果たして何処から来るのか?と、私は不思議でなりません。(※人というのは、「他人に厳しく、自分には甘いものである」という良い例?)
そこにも、それを説く霊能者自身が「自分以外の霊能者に対して自分が語る事」と、「自分自身へ向けての思い込み」というものに矛盾はないと言えるのでしょうか?と、私は疑問として感じる事が多いというのが正直な所なのです。
夏に咲く矢車菊も、私の好きな花の一つです~✿
(*^^*) ~ ♡
多くの霊能者の方が「自分だけは本物!」と頑固に固執し思いたがるのは、それまで自分が信じて来たものがガラガラと音を立てて崩れて行くのを自分の人生で見たくないからなのでしょうか?
(^^;
人間の感情や心により、自分に力を与えている存在も絶えず瞬間でコロコロと入れ替わるというのが真実だとしたら、霊能者というものも又そういう存在でもある訳で、自分の欲心や傲慢さ、そして執着や他者への支配欲などが強ければ、最初から低級霊に好かれてそういう力を授かるのでしょうし、
もし最初は自分に力を与えるものが高尚な存在だったとしても、そういう能力を授かる事で自分を過信し、心が俗にまみれて変化したり慢心したりしてしまえば、
いつの間にかそういう存在は自分から離れてしまい、いつしか能力を自分に授けている存在が低俗なものと入れ替わってしまっているという事に霊能者自身が気付けなくなっている。
そんな光景は、霊能者と言われる方達に取っては日常茶飯事であるのでしょうと私は思います。
( ・・)~☆彡or★彡?
特殊な能力を持つとされる霊能者とは、そういう存在でもあるという視野も私達は忘れない方が良いでしょう。(そういう能力を授かる故に、逆に頑固な傲慢病になってしまう霊能者の方が多いのかもしれませんね~。人間とは才能には弱きものなり!?)
(・・;)
霊能者であろうとなかろうと、人間という存在は皆「霊的な存在」なのですし、「霊能力を持っているから人格も優れている」とは必ずしも言えない様に、彼らも私達同様"未成熟な人間の一人"であるのですからね~。
そこは自分も含めて皆「お互い様♫」なのですなぁ!
(^^ゞ