大園 エリカ(クラシックバレエ教師・振付家)- コラム「知り合いとのやり取り (兼 お悩み相談)」 - 専門家プロファイル

大園 エリカ
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大園 エリカ

オオソノ エリカ
( 東京都 / クラシックバレエ教師・振付家 )
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
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知り合いとのやり取り (兼 お悩み相談)

- good

2015-07-02 06:00

ここの所、私は知り合いとメールで色々な事を伝え合う中で様々なやり取りが交わされました。

(^^✿

そのやり取りがとても有意義に感じられたので、彼女に快い承諾を頂いて、その内容をここでお伝えさせて頂く事になりました。(※彼女のプライバシーを守る為、一部修正しております)

_(_^_)_

 

(※今回は、私の身の周りで起きた事に対して彼女と交わしたメールの中で、先日彼女が下さったメールに対して私が返信させて頂いたメールから入ります)

 

 

 

★ 私から知り合いへの返信 ★

 

あなたは私の知り合いとして私の立場で考えて下さるから、(酷い事をした)彼女に対しては非常に厳しいものの見方になられてしまうのだと思うのですが、

でもその様な心無い事をしてしまった彼女も、私達と同じ様に「自分の人生を精一杯生きている」人間の一人なのです。

 

お釈迦様が言われた「生命というものは皆、自分というものが一番愛しくてたまらないものなのだ」という事は、その生命がどの段階にいるのか?という事に関わらず、全ての人にも言える事なのです。

 

人間は誰もが「愛されたい」と望んで生きていますでしょう?

彼女が何故そうなってしまったのか?というのは、元々は彼女の親子関係から来たものが大きく、そしてそれは彼女の前世での経験から未消化に終わった彼女のカルマから生まれたもので、或る意味彼女も被害者なのです。

(※究極的には加害者と被害者は陰と陽の関係で同じなのですが、この場合は話の流れでこの様な表現に)

 

その愛情飢餓感から思考にネガティブなものが生まれ、無知により人はそれを他人のせいにしてしまう訳なのですから、誰かが彼女を愛してあげる事は、彼女の魂のレベルを引き上げてあげる事にもなるのです。

それが、強いては彼女に縁の有る方達にも良い結果を生むのです。

 

人は何の為に憎みますか?

憎しみからは何も良いものは生まれないのです。

 

 

 

 

★ 知り合いから私への返信 ★

 

彼女は人をとことん追い詰めた「不届きもの!」ですが、エリカさんの私に仰る事、伝えたい気持ちは理解出来ます。

 

でも 死神にとりつかれてる旦那様を妻として守ってあげられず、自分の自己満足の甘ったるい世界に入り早死にさせた罪は、表向きはどうあろうが、私の感情では到底許す事など出来ません。


残念ながら、私にはその様な人間に感謝するなんて発想は全くありません。
ありませんが、そうせざる負えないような状況なのでしょうね。


私には親不孝者、人殺し、ウソっぱちの人生の彼女にひとかけらの情は持てません。

 

エリカさんの懐の深さはド偉いものだと、つくづく感心致します。

 

 

 

 

★ 私から知り合いへの返信 ★

 

彼女の旦那様が早死にしたのは、旦那様の魂が望んでいたからという視野も持つべきです。

 

全て彼女が悪い訳ではない。

彼の寿命も、そしてその様なお嫁さんをもらったのも、それはその旦那様自身の持つ「因」の結果でもあるのです。

 

そして結婚して、たった数年で旦那様を亡くすという事だけでも過酷な試練なのに、自らの蒔いた種からとは言え、更に輪をかけてもっと過酷な現在の状況に追い込まれた彼女も、

過去(前世含む)に自らが生んだ「因」からの結果を受けているのは同じです。

 

誰のせいでもない。

お互い各自の「因」から生じた出会いからの、それぞれの「結果」を受けているのです。

 

 

 

 

★ 知り合いから私への返信 ★

 

「人を呪えば 穴二つ」の例え通り、憎むと言う言葉も、私の頭の中の辞典には載っていません。

 

ただ「許せない!」 という心理は、私にはかなり大きくあります。
でも許せないからといって「憎んで仕返ししてやる!」と言う根性も、残念ながら私には希薄なのです。


エリカさんと違って煩悩だらけの私は、世間の中でもみくちゃになりながらも、それも又悲しい人間家業と割りきり、それなりに「日々を明るく笑って、感謝で過ごそう!」の精神で今まで生きてきました。


でも別の意味ではその「許せない!」という思いが、私の活力のエネルギーにもなっているのも確かです。


「許せない!」と思い始めたら、その人を越えて見せてやりたい。
でもそれには、今生きている人生のカラクリを勉強をしてないと、その人を越えれないのですよね?

 

だから 私は 悲しいです。
許せないけど、なかなかそれを越えられるスペースに行き付けないのが現状です。



こういうエネルギーの得方は、小さな私の趣味です、
この小さな趣味がなくなったら、生きてる実感が湧かないんだろうナァ~ と、自分を甘やかしています。



「許せないッ!!」と、本当は憎しみで闘う人が羨ましいです。


過酷な現状の中で「慈愛」や「慈悲」や「カルマ落としの方法」を実践しているエリカさんと違って、私はあと10回以上輪廻転生しなければならない様です!?

 

 

 

 

★ 私から知り合いへの返信 ★

 

仰る事、とても良く理解できます。

 

「許せない」という感情は、仏教でいう人間の三大煩悩「怒り・欲・無知」の中の "怒り" のカテゴリーに入ります。

「許せない」という感情にお化粧を施しても、 "怒りは怒り" なのですね~。

 

お釈迦様は、人間というのは皆、怒り・欲・無知の 「"業" をエネルギーに生まれて来ている」と仰っしゃいます。
つまり人間というのは誰もが生まれ持って皆、"無知" なので「怒り」や「欲」をエネルギーにして生きているという事ですね。

 

人間は「業」が深いほど、感情的に生きる事になります。

 

 

あなた様の場合は「憎しみが伴う様な激しい怒り」というものからは卒業できておられる。

つまり理性で抑えられる所に到達されておられるというのを感じます。

 

 

 

 

以上が、今回私の知り合いと交わしたメールのやり取りでございました♫

✿_(_✿_)_✿

 

 

彼女はとてもご自分に正直な部分と、ご自分の本音を思考という理性で抑えて「見ない様にする」「無かった事にする」という様に、無意識にご自分で蓋をされている部分があり、

 

その自分の中に在るネガティブなものを「感じない様にさせる事」が、ご自分では解決に繋がると勘違いされておられる所が見受けられました。

( ・・) ~ ▲ 

 

ぶっちゃけ(下品で失礼!)、大半の方がおやりになっているその方法では「根本解決」には繋がらないという事と、

 

「では具体的に、どういう事をして行けば自分の悩みの本当の解決=幸せに繋がるのか?」というアドバイスを、私は現在メールや電話で彼女にお伝えしている真っ最中です♫

(^^✿

 

(ちなみに今回ここに書かせて頂いた私からのアドバイスは、彼女の中に非常に強いインパクトを残した模様です)

《 ゚Д゚》!!!!! ~ ☆彡

 

 

 

 

それにしても人間とは、(勿論自分も含めて)悲喜こもごも、人生では各自色々なドラマがありますなぁ…。(涙)

( ・・) ~~~

 

私達のストーリーはそれぞれ様々に見えますが、でもそのお悩みや苦しみの原因の種は、どなた様も自分の人生で繰り返されるの宿題でもある、 "業" という同じ成分から生じているのです。

《 ゚Д゚》!!!

 

 

 

 

 

 

夕暮れに差し掛かる時の明るいお月様は、夜の月とは違う華やかな趣がありますね~♫

(^^☾

 

 

 

自分に起きて来る、自分に取って良い事も悪い事も、全ては「相手のせいではない。自分に原因が在るのだ」という発想で自分を内観する事は、幸せな人生にして行く為には不可欠な視野になりますね。

《 ゚Д゚》!!

 

「自分を他人の様に考える」という突き放したものの観方で、第三者として自分を観る習慣を身に付けると、どなたに対しても感情的に物事を見なくなるので、自分に対しても他人に対しても公平で冷静に的確な判断ができる様になります。

《 ゚Д゚》☆彡

 

感情と言う "私情" で物事を見ている時は、必ず自分寄りの "自分に取って都合の良い" 偏ったものの見方に陥り判断を誤ってしまうので、その歪みを修正し「中心に戻させる」という宇宙の法則が必ず動きます。

(^^;

 

ですので最初から「真ん中にいる=感情でものを視ない」という慈愛・慈悲でものを観る方が、ご自分が複雑なドラマに振り回されない方法になるのです。

《 ゚Д゚》☆彡

 

 

 

ちなみにそれは、それを理解した人の人生では何も起きて来ないという事ではないらしく、レベルが上がれば魂の向上の為に、今度は「お試し」として過酷な試練をもらうケースになって行くらしいので、

 

どちらにしても私達は、「人生は悲喜こもごも、色々有って当たり前!」という覚悟を持って、お互い生き抜いて行こうではありませんか!(笑)

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

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