大園 エリカ
オオソノ エリカダイエットに明け暮れるストレスで一生を終えますか?(食生活&運動への知恵)
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今回の、ちょっと過激なこのタイトル!?(笑)ですが…。
これは先日、私が立て続けにダイエットのご相談を受けた時に、改めてダイエットに取り組まれる方達が陥いり易い "落とし穴" に付いて考えてみたからです。
( ・・)~~~…
これからダイエットを始めたいと思われている方、もしくはすでにされておられる方達の「ダイエットを始める動機」というものは各自様々でいらっしゃる事でしょう。
でも動機はそれぞれでも、一旦「ダイエット」という意識の世界に入ってしまうと、そこには共通の落とし穴が沢山待っているのです。
(・・;)
ダイエットを始めた頃は、効果も出やすい時期ですから良いのですが、その後リバウンドする事への恐怖心や停滞期などの焦りや苛立ちから、
今度は日々の生活が、まるで「食欲との戦い」や「筋トレ依存症」の様になって行き、楽しいはずの食事や運動が、毎回ストレスや罪悪感となってしまうという落とし穴です。
(・_・;)
そしてこれが「摂食障害」や「神経症」のキッカケになって行くケースは、きっと沢山あるのではないかと思います。
(- 。-;)
★痩せた自分を維持したくて神経質になり過ぎ、ちょっと食べ過ぎたり運動を怠っただけで不安と罪悪感に駆られる
★体重が減らなくなる停滞期に悩んでストレスになる (運動の効果が出ないストレス等 含)
★我慢をし過ぎて、いつも食べ物の事ばかり考えてしまう様になる(他の事を考えられなくなる)
★何をどう食べたら良いか分からない(※専門家にアドバイスされる事が自分の生活習慣と合わない 含)
★知識では分かっていても、実行できない
★実行できる時とできない時の落差が激しい (タガが外れると抑制が効かなくなり暴飲暴食になってしまったり、ズルズルと運動を怠る様になるの繰り返し)
etc. etc. etc.…
…で、私が問い掛けたい事は、
「あなたは、その様な不健康な思いに年中囚われるそのダイエット法を、一生続けますか?」
という視野です。
(-_-;)
もし、或る種のダイエット法がこの様な精神状態にさせるとしたら、それはその方に取っては何かが間違っている「ダイエット法」なのだと私は捉えます。
本物のダイエットというものは、その人の生活・体質・性格をキチンと考えられた上で、各自が心地好く感じられる "自分に合った独自の生活習慣" を身に付ける方法を考える事であって、
最後は「ダイエットを考えなくて良くなる」というものが、本物なのだと私は常々思っているからです。
《 ゚Д゚》☆彡
仕組まれた「ダイエットビジネスの流行」に左右され、精神や心の事は蔑ろにされて、まるでロボットの様に唯々「体重」「体脂肪」「カロリー」「過剰な筋トレへの意識や固執」等に振り回されて自分を見失い、
人によっては、「人生とは何か?」という事も考えられなくなってしまう事の "愚かしさ" というものを、そこに垣間見てしまう事もありますし、
それは、まるでロボットの様に「ダイエット=生きる事」になってしまう "落とし穴" になってもいるのですが、そういう事に「誰も疑問を感じないのでしょうか?」とも感じてしまう事例は、昔からずっと続いている。
(・。・;
私は、時代でコロコロ変わるダイエット情報(食品・サプリメント・医療・運動等々)というものにより、逆に迷い苦しまれる方を多く生み出す様になってもいる、本末転倒の「ダイエット業界ビジネス」の功罪と責任というものは、とても大きいと感じる事があります。
でも勿論それは、「需要と供給」の関係でもありますから、振り回されてしまう方達側にも問題と責任がありますね?
(^^;
勿論世の中の情報の中には、参考になる良質な正しい情報も沢山含まれておりますから、私達はキチンとそれを自分で見分けられる眼というものを持たねばならないし、
(※それが分かりたければ、ご自分で実際にトライされてみて、ご自分で答えを出すのが一番の納得できる方法です)
又、そういうものに振り回されない為にも「ストレスを感じない、自分に合った一生もののダイエットスタイル」というものを、
ご自分で色々と試行錯誤されながら自分のやり方をご自身で見つけて行く事が、最終的にその方の「自然で健康的な生活習慣のスタイル」になって行くのではないかと思います。
☆_(_☆_)_☆
そういう一生続いて行く様なものが、私に取っては「正しいダイエット」であり、
それが「生活習慣」となった時点で、その方の人生は「ダイエットをしなくてはならない」という苦しみから、めでたく無縁となるのです。
《 ゚Д゚》☆彡☆彡☆彡
雲に抱かれた輝く真珠???
( ・・) ~ ☆彡
どの様なものでも「情報」というものは、時代や人によって伝えられる事が全然違う事がありますね?
太古の昔から、人間の身体機能という従来から備わっている完璧なシステムというものは変わっていないのに、いつの時代にも「健康」に関して言われる事がコロコロ変わるという事は、
それだけ医学や科学というものが、人体や人間の心理というデリケートで繊細なものを、未だ完璧にちゃんと解明できていないという事の証明でもあります。
「ダイエット」と称するものの中には、只「痩せる為」という事しか頭に無い食事療法や運動というものが大変多いのですが、
そういうものの中には「一時的にすぐ効果は出ても、結局我慢やストレスから続かなくなるスタイル」というものも多いとは思いませんか?
つまりそれは、"その方に取って" は「一生もの」のスタイルでは無いという事なのです。
なのに「これが正しいダイエットだから!」と無理をしてしまえば、「情緒不安定」になったり、反動から「ドカ食い」をしてしまっても無理は無いと思います。
特に「精神」や「心」の事をなおざりにする「肉体の事しか考えないスタイル」を実践すれば、そういう結果に繋がってしまうというのは、当たり前の事なのです。
(^^;;
振り回されて訳が分からなくなったり、自分に取っては行き詰ってストレスになる様なものならば、
一度そこから離れて、違う情報に触れてみたりして視野を広げ、そこから改めて又自分自身のスタイルや方法を編み出して行くという事も大事なのではないでしょうか?
どんなものでも、最終的に一番間違いの無い方法は「自身の心と体に聞く事」という事ですので、
それを独自で試して編み出されて行く様な「知性」が、それぞれ個々に必要になって来るのだと、私個人は考えますし、
ストレスになるほどダイエットに拘ってしまう、その裏にある自分への「無いものねだり」や「欲張り過ぎ」などの自分の願望にも、少し目を向けるなど余裕や、
或る意味「自分自身を受け入れる」という謙虚さも必要ではないかと思います。
☆_(_☆_)_☆