大園 エリカ
オオソノ エリカどの様な場所にも、本物は存在する
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今回のテーマ♫
これは、どこか外国(ヨーロッパ)の諺にあった様に記憶している言葉です。
☆_(_☆_)_☆
これを聞くと、私はタレントで画家である片岡鶴太郎さんを思い出します。☆彡
画家になる前の彼が、或る時自宅の近所を歩いていた時に、人が気付かない様な場所にひっそりと、けれどもとても美しく凛と咲く、一輪の赤い「椿」の花に遭遇し、
それに痛く感動された事が、彼が画家になるキッカケになったという事は、彼を知る方にはとても有名なお話しです。
(^^✿
彼はその時、「お前は、人が誰も見ない様なこんな場所でも、精一杯自分の命を輝かせて、こんなに美しく咲いているのか!」と、その花の健気さに、とても感動したのだと言います。
✿_(_✿_)_✿
その頃の鶴太郎さんは、正に人生の過渡期におられ、お笑いタレントや役者としてブレークされた時期から、自分の受容が下降線を辿り始め、お仕事が殆ど無くなってしまっていた時期だったそうで、
彼は日々悩み、自分のこれからを模索しながら生きておられたそうです。
( ; _ ; )
でも、そんな時だったからこそ、感性が繊細で敏感に研ぎ澄まされておられたのでしょう。
《゚Д゚》☆彡
そうでなければ、誰も気付かない様な場所に目が行く様な事は無いでしょうし、例え目が行かれたとしても、ひっそりと咲く花一輪に対して、その様な感動的な体験はされなかったのではないかと思います。
《゚Д゚》☆彡☆彡
又、自分の心が落ち込んでいる様な時には、その様な地味なものには気付けず見過ごしてしまう事もあるのに、
彼が、そうしてその美しい椿の花に出会った事で、心を揺さ振られる様な感動的な体験をされたのは、
彼の感性が、それだけ純粋で真っ直ぐだったからなのでしょう。(正に、アーティストの感性です♫)
《゚Д゚》☆彡☆彡☆彡
彼の人生をガラリと変えてしまった、たかが一輪、されど一輪の花・・・!✿
その影響力・・・ 凄いですよね~!!
《゚Д゚》✿✿✿
たった一輪の花が、一人の人の人生まで変えてしまう事ができるとしたら・・・?
そう考えると私達も、もしかしたら自分でも知らずに、良くも悪くも、沢山の人達に影響を与えている存在なのではないでしょうか?
《゚Д゚》!!
ここで又、私が思い出すのは・・・、
私が幼い頃に観た舞台や映画などで、「本物」で有るものは、自分に取って「生涯忘れられないものになった」という事です。☆彡
「本物」というのは、例えたった一回であっても、それを見た人の心に永遠に残ってしまう、忘れられない強いインパクトを残すものです。
そして、その「一生もの」の感動は、その人が意識せずとも、その人の人生に物凄い影響を及ぼすものなのですね。《゚Д゚》☆彡
それは「人」である場合も、同じなのだと思います。
_(_^_)_
「高いものを見てしまった人間は、そこから落ちる事ができない」と言われる所以も、そこにあるのでしょう。
《゚Д゚》!!!
それが「本物」の証ではないかと、私は思います。
☆_(_☆_)_☆
「本物」とは、いつの時代にも通用するものなので、私が幼少の頃に観た作品の復刻版DVDなどを今観ても、そこには時代を超えた新鮮で瑞々しく、質の高いエネルギーが存在し、何度観ても飽きない作品ばかりです。
《゚Д゚》☆彡☆彡☆彡
人としても、そういう「本物」で在りたい。
その様な理想を、今の若者が持てる様になる為には、
まず私達大人が、人としての「見本」となる様な生き方を示さないとならないのではないか?
「人は、人によって導かれる」
「人は、人から学ぶ事からしか成長できない」
これを思う時、まず私達大人が子供や若者に与える影響というものを、一人一人が考えなくてはならない気がしてなりません。
_(_^_)_
「椿二輪」 「紅白椿二輪」
(※ 片岡鶴太郎画集「No Rain, No Rainbows.」 より)
お笑い芸人として活躍されておられた、お若い頃の片岡鶴太郎さんのイメージと、今の彼はまるで別人の様です!
今の彼からは、私はとても高尚なオーラを感じます。
《゚Д゚》☆彡
「人間て、こんなに変われるんだ!」という事を、「生き様」を通して私達に魅せて下さる彼は、
私達の「お手本」としてのお一人なのかもしれないと、彼の絵を通して私は感じたりも致します。
☆_(_☆_)_☆
洗練された彼の絵から伝わって来るのは、彼の持っている繊細さと清らかさから来る透明感、そして温かさや愛らしさ♫
(^^ ♡
そして内に秘めた、静かで熱い情熱です♫
(^^✿