Dr.TSUBAKI(歯科医師)- コラム「加齢による変色」 - 専門家プロファイル

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加齢による変色

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ホワイトニング コラム 2008-12-09 08:55
歯の内側から黄色くなる原因の多くは加齢による変色です。歯には半透明のエナメル質の内側に象牙質という黄色い層があるのですが、さらにこの内側を歯の神経と血管が通っています。

生えたての歯の象牙質は淡いクリーム色をしているのですが、肌の老化と同じで新陳代謝により年々この色が濃くなってきてしまいます。またエナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り、毎日の食事などで薄くなり内側の象牙質の色が強くなってきてしまいます。さらに年を取ってくると、歯の神経は小さくなってくるのと同時に、象牙質の量が増えてきますので、黄色さが増します。

もうひとつは日常生活で摂る食べ物や飲み物に含まれる色素による歯の着色です。コーヒー、紅茶、赤ワイン、たばこ類、カレー、色の濃いうがい薬などによって歯は着色し、しみ込んでしまうこともあります。

年齢とは関係なく歯の神経をとってしまったり神経が死んでしまったりした場合でも象牙質が茶色に変色してきます。これは歯に栄養が行き渡らなくなったためで、一種の老化現象といえます。

以上のことから、年々歯は黄色くなってくるのが自然です。歯を白くすることはつまりアンチエイジングということです。歯が白いと若く見えるのは、当然のことなのです。

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