Dr.TSUBAKI(歯科医師)- コラム「ホワイトニング時に発生する熱について」 - 専門家プロファイル

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ホワイトニング時に発生する熱について

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ホワイトニング コラム 2008-11-19 10:03
 こんにちは。ティースアートのDr.TSUBAKIです。

 オフィスホワイトニングに使用する機械の中には、熱が出るものがあります。これはホワイトニング剤を活性化させるためにわざと熱を出しているのですが、温度が50度近くになることもあります。

 しかしCRAというアメリカの研究機関の報告では、お薬表面の温度は50度近くになっても、歯面の温度は体温にも満たないことが確認されています。この熱はお薬を活性化させるためだけのものですので、歯の神経には全く影響がありません。

 歯を白くするためにはフリーラジカルが必要です。しかしフリーラジカルにもいろいろあって、ホワイトニングにはヒドロキシラジカルやヒドロペルオキシラジカルが有効であることが分かっています。実はこの熱が、歯を白くするために活躍するこれらのフリーラジカルを多く出すために必要なのです。

 今まではLEDでは熱がほとんど出ませんでした(LEDはそこが特徴なのですが)。そのためにホワイトニングには効果が弱かったのですが、最近では発熱型のLEDが開発され、実用化されています。
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