佐藤 創紀(ビジネスコーチ)- コラム「14.自己信頼   自信とは、自分をさらけ出す勇気をもつこと(あるがままの自分)」 - 専門家プロファイル

佐藤 創紀
平静心コーチング(安定と勇気の形成)

佐藤 創紀

サトウ ソウキ
( 埼玉県 / ビジネスコーチ )
コーチ倶楽部 代表
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14.自己信頼   自信とは、自分をさらけ出す勇気をもつこと(あるがままの自分)

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2013-01-18 17:34

 あなたの身近に、魅力的で、成功した幸福な人はいないでしょうか。そのような人には普遍的で共通した特徴があるといわれている。これは人生を、自分が望むような姿にではなく、あるがままの姿で見るという能力である。自分の願望、夢は常に現実に即して、その実現の為、客観的に行動する人と言える。
 悩みの本質、あるいは根本原因が自分を隠すことにあるとすれば、そこから遠のく最も有効な手段は、その逆ということになるだろう。〝あるがままの自分〟〝実際の自分〟をさらけ出すこと、即ち「自己開示」である。

  他人に対して自分をさらけ出すということは、その前提として、先ず自分に自分をさらけ出さなければならない。妙な言い回しだが、要するに〝あるがままの自分〟を見つめるということである。

  他人に好かれたい、尊敬されたい、認められたいという欲求は誰にでもある。しかし、そのために自分を出さない、欠点を隠すといったことをしたとして、果たして結果はどうなるだろうか。他人に好かれたいばっかりに自分を繕い、そのために過大な緊張を自分に強いることになれば、それが相手にも伝わり、その人をも緊張させてしまう。第一自分自身の人生を生きないで、他人に好かれたい尊敬されたいというのはやはり無理があり、他人の人生を生きていることになるからである。
 自分の人生を生きていないということは、取りも直さず、自分自身を好いていない、尊敬もしていないということである。自分さえ好きになれない自分を、他人が好きになってくれるはずがないのである。
 〝自己愛〟とは同時に、自己信頼=自信でもあります。自分に対する愛、信頼があれば、自分の弱さ欠点を(少しずつ)でも他人の前にさらけ出す勇気も生まれるはずである。
 〝あるがままの自分〟を受け容れること、ましてや人前にさらけ出すことは、実に勇気のいることである。自分自身で気になる、たったひとつの欠点によって、自分という人間が全部ダメになってしまうような錯覚に陥ってしまう人が少なくないのである。しかし、弱さ、欠点を内に持つ人こそが、自らの〝悩みの本質〟に気づき、自分を愛せるようになり、さらに自分を屈託なく表現できるようになれば、最早恐いものなしと言っていいだろう。
 隠す必要がないということは、緊張し、片肘張って防御する必要もないということである。それはかつてない解放感をもたらしてくれるはずである。

掲載続く

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