
- 佐藤 創紀
- コーチ倶楽部 代表
- 埼玉県
- ビジネスコーチ
-
090-6108-5900
対象:人材育成
「無駄を省く」
官僚主義がはびこると、従業員は他力本願になり、言われたことしかしなくなる。自立心や責任感が育つどころか、責任を転嫁することを覚えてしまうことになる。これに対し、無駄を省けば現場で働く人たちに自立心や責任感が芽生えるのである。成功している企業は、従業員に多くの決定権と権限が与えられており、ひとりひとりが企業の中の事業主なのだと思っている。企業が成長するには、体系化された組織の枠組みを超えて自由に動き回らなければ、無駄がいっぱい発生してしまうのである。
メンバー育成の基本は、教えることではなく、いかにしてそのメンバーの持っている強みを引き出し応援していけるかということである。そのための手段として、多くの決定権と権限をなるべく与え、おのおののメンバーの自主性を育成していくのである。任せられると人はやるし、責任を与えられるとやらざるをえない状況に陥るのである。その状況が、その人のやる気を育て、自主性を大きくしていくのである。その応援者として、その人の上司は常に味方であり、支援者であるということを忘れてはいけない。それは、間接的に現場の社員を通して顧客にまで連鎖する関係が構築されていくという方程式である。
企業は、最終的に、顧客の味方であり、支援者であり、応援者であるのである。
掲載つづく
このコラムの執筆専門家

- 佐藤 創紀
- (埼玉県 / ビジネスコーチ)
- コーチ倶楽部 代表
平静心コーチング(安定と勇気の形成)
特徴として、クライアントは長く継続してコーチングを受けてる人が多い。 人としての信頼をベースに、経験豊富なビジネス成功体験から、若き女性の恋愛コーチングまで、人間関係の本質をシンプルに説明できる日本でも有数なプロコーチである。
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