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「失敗を恐れるな」
勢いがあり、成長している会社は、社員の多くが、慣習やしきたりに挑戦する道を選び、堂々と個性を発揮し、常識を超えた発想をする人材の城を築いているものである。
社員が、常に「古いしきたりには疑問をもつ」「挑戦する」「慣習にしばられていると大きな損失をこうむることになる」といった言葉が、常識化しているものである。権威に疑問をもち、因習に挑戦する精神が、社員の中に根付いているものである。
なんでも実験してみなければ、本当の意味で学ぶことはできないが、実際にはリスクは避けられない。やってみる価値のあることには必ずリスクが伴い、リスクが伴うことには失敗の可能性がつきまとうものである。子供から大人になる過程で、多くの人たちがリスクに対する忍耐力を失ってしまう。失敗したり、拒絶されたり、信頼されなくなるのが恐いからである。そんな不安を振り払えさえすれば、失敗など恐れなくなる。会社が成功を収めることが出来るのは、失敗を恐れない社員がどれだけ多くいるかである。会社が成功するか否かは、失敗を恐れない社員をいかに多く育成できるかといっても過言ではない。社員の中に、失敗を恐れないこころをいかに育てられるかである。
仕事は冒険である。社員のみんなが冒険好きであり、新しい試みに果敢に挑戦していく。リスクが伴う場合には、なおさら気合をいれて取り組めばいいのである。
掲載続く