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18.自己信頼 自分を信頼してない人を他人は信頼しない
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2013-02-03 14:55
人間の単位は、個人である。ゆえに個人なくして会社は成り立たない。その個人の尊厳は、自分自身の自己への信頼から始まる。自分が自分を信頼しなくて、他人がその自分を信頼できるだろうか?本人が自分を信頼していなくて、他人がどうやってその人を信頼したらいいだろうか?自己信頼は社会人以前の人間としての基本原則である。
この自己信頼という人としての基本原則が、実践するとなるとこれがなかなかむずかしいものである。簡単なようであるが、実際に実施できている人は少ないのである。それはどうしてだろうか?
自分という個人は、会社の中で1人である。会社では、他人という個人は、自分以外の社員の人数分が存在する。多数決でいくと圧倒的に不利なのが自分という個人である。つまり、自分以外の多くの他人に常に囲まれ、影響されてしまうわけである。無人島のようなところで1人きりでいる限り、自己信頼は存在してくる。100%自己信頼しか生きていくことが出来ない。ただ会社のように、他人の数が複数になってくると徐々にその自己信頼が脆く崩れていくわけである。その、他人という個人の数が増えていっても、崩れていかないほどの自己信頼が組織の中では必要になってくるわけである。それがリーダーの不可欠な資質となってくるのである。
そこが、人との比較の上では、自己信頼のレベルの差となるのである。
掲載続く