今回のコラムは販促とは少し、
違った視点で普段考えていることをお伝え致します。


中国の華僑は、大抵、数代で衰退していくとよく言われます。一方、日本においては、日本には創業１００年以上の老舗企業が１０万社以上あると推定されています。これほど老舗が多い国は世界でも例がないと言われています。


この差は何か・・・

『永く続く企業ほど・・・血族に固執せず、よそから優れた人材を取り入れている』（野村進著　「千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン」 角川oneテーマ21）

人類において最も長く繁栄をしてきたローマ帝国、占領地を植民地化せず、自国民として異質なものを取り入れてきた文化。異質なものを受け入れるというその「寛容性」が永く繁栄させてたのでしょう（参考　塩野七生著　「ローマ人の物語」新潮社）


企業は、最初の段階では日銭を稼ぐ、生きていくために、生活のためにというものであっても、ある程度の規模になった時点で、創業者個人から切り離した企業としていく必要があるのでしょう。その一手段として、IPOという手段も考えられます。

そして・・・
華僑は、一部の血族に固執するあまり、数代で衰退していく傾向にあると言われています。

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