叶えてくれるのは神様じゃなくて
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こんにちは、くらしの取扱説明書の瀬尾さちこです。
先日、新年のごあいさつをさせて頂いたばかりなのに、気づいてみればもう1月も7日。
今日は人日の節句。七草がゆの日ですね。
皆様は、今朝、七草がゆを召し上がりましたか?
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
もしかしたら、昔はどこにでも生えていたものなのかも知れませんが、
今はスーパーなどで買い求めないと、なかなか手に入れることができませんね。
七草がゆは、一年の無病息災を願って食べられるものなのだそうですが、
お正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われています。
七草を入れられないとしても、こうした胃に優しい食事は、
どこか癒されるように感じます。
そういう私は、実は年末年始に風邪を引いてしまい、
お正月におかゆを食べて過ごしていました。
風邪もすっかり治ったので、昨日やっと初詣に行ってきました。
商売繁盛にご利益があると、東海地区ではとても有名な、千代保稲荷神社。
ろうそくとお揚げのセットを買い求めてお供えするのですが、
大変な賑わいようで、お供えやお参りをするのも一苦労。
商売繁盛の神様らしく、至る所に名刺が挟まれたりもしていました。
千代保稲荷神社では、お守りやお札などの販売がないので、
参道では熊手などの縁起物のお店がいくつも見られます。
こんな風に初詣をしながらも、願いを叶えてくれるのは神様ではなくて、
自分自身なのかなってどこかで考えてます。
ただ、今年1年に叶えたいことを言葉にして、願うことが大切。
きっと叶うと信じることも、大切なのかも知れません。
社会心理学のマートンという学者が「予言の自己成就」と名付けた現象があります。
『実際には倒産するという事実はないにも関わらず、「倒産するかも」という噂から
多くの人が預金を下ろすという行動をとって、本当に倒産してしまった』
そんな例で説明されることが多いのですが、
たとえ根拠のない噂や思い込みだとしても、信じて行動することによって、
結果としてその通りの現実がつくられるという現象。
叶えたいと思うことを言葉にして、きっと叶うって信じることで、
私たちは無意識のうちにもそれを実現できるような行動をとるものなんだと思います。
1年の最初だけに限らず、どんなことでも、何度でも
「こうしたい!」「こんな風になりたい」をできるだけ具体的にして、
実現できるって信じるようにしたいものですね!
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