向き不向きより前向きでいこう！

心は巧みなる画師の如し

買ったばかりの本をコービーショップで読んでいるうちに、見つけた言葉を
何度も読み返して、片付けの現場でふと心に浮かんでくることがあります。

有本利夫　「花降る日」

「心は画師の如し、じゃないのよ。巧みなる。っていう言葉が付くのよ。
つまり、心に描いたとおりになっていくってことなのよ。だから、不幸なことを

思い描いちゃいけない。悲しいことを思い描いちゃいけない。

不吉なことを思い描いちゃいけない。楽しいこと、嬉しいこと、幸福なことを、

つねに心に描いていると、
いつかそれが現実になる。お伽噺みたいだけど、これは不思議な真実だ…。」

（宮本輝　「水のかたち」より）

「自分には向いてなさそうだから」「特に興味がないから」「今は忙しいから」と

言い訳ばかりをよく耳にします。
でも、これって自分の可能性を狭くしてない？

「ひょっとすると面白いかも？」「どうやってやるんだろう？」と気になった瞬間

から物事は楽しくなってきます。新しい事を知ったり、自分の目で確かめたり

触ったりすることがワクワクの第一歩ですもの…！

お客様の声から

下着類をそのまま放置している私って本当に女性失格だなといつも

落ち込んでしまいました。クローゼットにたどりつけないからそのまま放置。

放置したものが雪崩をお越しドアが開かなくなる。開かないから、

クローゼットにたどりつず・・・そんな悪循環の繰り返し。負の連鎖。

片付けに来ていただいた時は、片付けできない自分のダメさ加減を

マジマジとつきつけられているような気がして、気分が滅入ってくるのですが、

逆に片付けすることによって生き方や気持ちが変わる・・・とおっしゃられる

意味が、分かってきました。
実は以前、岡田さんのセミナーを聞いた時は、「物を捨てると運気があがる

のよ！」と言われても、「なぜ上がってくるんだろう？」とピンとこなかったの

ですが、結局片付けられず、こうして片付けをお願いして、部屋を片付けると

少なくても明日からの自分自身に恥ずかしい思いをせずに済みますし、自分

のダメさ加減に落ち込むこともなくなる。

・・・それだけでも、負の感情を抱きこむことがなくなり気分も良く過ごせるよう

になりました。やっぱり身のまわりをスッキリさせて

背筋をシャンと伸ばして颯爽と歩くような女性になりたいな。

と改めて思いました。

2013年　向き不向きより前向きでいこう！