子育てが難しいというのは幻想です！

今朝は日本中の家庭で子供たちの笑顔が溢れたことでしょう。

７歳の長女は来月で２歳になる息子とケンカをすることも多いのですが…。

昨日はサンタさんに来てもらうために怒らないように努力していたようです(笑)



ただ、悪いことをしたらプレゼントを貰えない…というのは、ある意味、脅しのようなものではないかと思うんですよね。

最近では鬼アプリというものが流行っているそうです。

何でも鬼から電話がかかってきたように見せかけて、子供が親の言う事を聞くようにするものらしいです。



個人的な意見ですが、そういうものを使うという事は、恐れやネガティブな考えを植え付けているのではないかと思います。

以前にこんな記事を書きました。

【会話に盛り込むポジティブトーク♪】



ネガティブなことではなく、ポジティブなことにフォーカス出来るように、親が教えてあげる必要もあるのではないでしょうか。

企業がモノを売り込む時も脅して感情を揺さぶるものも多いですよね。

例えばですが、消毒剤のようなものを売る時には、これだけの菌が繁殖しているんですよ～と映像で見せて恐怖心を煽ります。



ニュースにしても視聴率を取りたいがために、脅かすようなものや不安を与えるものが多いような気がします。

医者にしても、週刊誌にしても、放射能にしても同じですよね。

普段から不安を植え付けるようなことをしておいて、いざという時に落ち着きなさいと言ったって無理な話しなんです。



以前、小さなお子さんを持つ親御さんから、こんなことを言われたことがあります。

「子供が嘘を付くようになって困っているんです。怒らないようにしているのですが、やっぱり怒っちゃって…。子育てって難しいものですよね…。」



そこで私は次のようなことを伝えました。

「子育てなんて難しくないですよ。親が思い通りに育てようとするから難しいと感じるだけです。嘘を付くようになったのは知恵が付いてきたということですよね。言う事を聞かないのは意志を持っているからですよね。」



それを聴いた親御さんは、何か気付いたところもあったようです。

「何か心掛けていることやコツなどはありますか？」

ということも聴かれたのですが、人生や子育てにコツなんていうものはありません。



しいて挙げるのであれば、ポジティブな伝え方をすることですが、親自身が本当の意味でポジティブにならないと出来ないことなんですよね。

人の悪い面ではなく良い面を見るのが大切だというような話はよく聴きますが、愛する我が子に対しても気になるところが目についてしまうんですね。



私の長女は、とてものんびりしています。

何か質問をしても返事が返ってくるのに１分くらいかかることもあります。

私は学校に遅刻したことが無かったタイプなので、もっと早くしないと遅れちゃうよ！と思うことも多いのですが…。



のんびりしている我が子は、物事をよく考える子なんですね。

せかせかしている人と一緒にいると、イラッとされることも多いかもしれませんが、意見が無いわけではなく、ちゃんと理解して深くまで考えているんです。

そして、一つの物事に対して、じっくり取り組む根気強さもあります。

人見知りなところもありますが、相手をよく見て判断しているんですね。



逆にやんちゃな子というのは、元気なエネルギーが外に沢山向いているんです。

行動力があり、率先して人を守るような優しいところも持っています。



みんなそれぞれ良いところがあるんです。

全員が桃太郎だったら鬼退治は出来なかったかもしれません。

リーダーや参謀、サポート役や人間関係の調整役などがいるからこそ、グループというのは、まとまって大きな力を発揮していけるものです。



こういう話を聴けばわかりますよね。

でも出来ないというのは、自分の我というものが強く前面に出ているからです。

全ての問題は相手でなく自分にあるんです。



子供が悪いから怒っているのではなく、自分の判断する目が曇っているから怒ってしまうわけですね。

社会の中で生活していくためには、ある程度教えてあげないこともあるし、叱らないといけないこともあります。

ただそれが、親の捉われから来ているものかもしれません。



価値観や常識に捉われず、ネガティブではなくポジティブなことを見ていきたいものですね。

ふとした時に自分を見つめ直して、軌道修正しながら楽しく前に進んでいきましょう！(^_-)-☆

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