- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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誰もが、相手との良いコミュニケーションをとり、信頼関係を築きたいからです。
しかし、多くの人が、相手軸に立っているつもりで、
気がつくと「自分勝手な自分軸」に戻ってしまっていることがあります。
それは、「色んな事情が絡んでいる時」です。
「いや、それは、こう言う理由があるから仕方がないんだよ。」
「それは、ちょっとまずいなあ~。上司がウンと言わないよ。」
「そんなこと言ったって、無理なもんは無理なんだよ。」
「だって、これには深いわけがあるんだから。」
「このプロジェクトは、社長絡みだからね~」
「もう決まったことだから、今更ごちゃごちゃ言わないでくれ」
「しかたないだろ。俺たちは宮仕えなんだから」
こんな言葉聞いたことはありませんか?
確かに、そこには「事情」「理由」「背景」があるのです。
それは、「しがらみ」「力関係」「目論見」「企み」なども絡んできます。
「大人の事情」という奴です。
でも、これはあなたが対面している、相手の立場ではありません。
あなたの「事情」なのです。
もちろん、相手との関係から見れば、相手も「同じような状況」かも知れません。
しかし、こう言う言葉を発した段階で、もう相手軸ではなく「自分勝手な自分軸」に戻っているのです。
「自分勝手」はちょっと言いすぎですかね。
「自分事情の・・・」と言い換えましょう。
いずれにせよ、これは「相手の立場には立っていない状況」です。
では、こんな時はどうすれば良いのでしょうか?
あなたの「自分軸」がしっかりしているのならば、こう言う「事情」にぶつかった時は、「チャンス!」です。
もう一度、立ちふさがる「事情」を見直す時です。
上記のような「事情」に屈した発言が出る時は、実は、あなたも納得は出来ていないのです。
「軌道修正する」か、「より根本を理解して納得する」か、
もしくは「一からやり直しを提言する」か、
そこまで行かなくても、「再度問題提議する」か、
何かの行動が取れるチャンスなのです。
「しかたがない」と言う意識は、「相手」にも伝わります。
これでは、相手との信頼関係は生まれません。
「真実に立ち向かう」のは、けっこうパワーが要りますが、
本気で相手の対場に立つことを目指すのならば、これは避けて通ってはいけません。
たとえ、見直した結果が「大人の事情」によって、同じ結論になったとしても、
これは無駄ではありません。
「相手軸に立つ」ために「自分軸」をしっかりさせて行くには、こう言うプロセスは、必ず経過します。
大切なことは、「自分軸」もしっかりさせないと「相手軸」には立てないと言う事なのです。
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