- 吉田 武志
- 有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
- 栃木県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
All About NewsDigというサイトに登録し、
ブログを書くことになりました。
「お題」が与えられて、それに対してブログを書きます。
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お題「セブン&アイがPBビール、サッポロと共同開発」
(要約文)
→ セブン&アイ・ホールディングスは、
サッポロビールと共同開発した自主企画商品(PB)のビール
「セブンプレミアム 100%モルト」(350ミリ・リットル=198円)
を、27日から全国のセブン―イレブンやイトーヨーカドーで販売すると発表しまし
た。国内メーカーが作るPBのビールは初めてだそうです。
このニュースをネタに、持論を展開していただけますでしょうか。
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PB(プライベートブランド)の価値と今後について書いてみたい。
最近、セブンイレブンに行くとPB(プライベートブランド)の多さに驚く。
殆ど、NB(ナショナルブランド。メーカー品)が無くなっているので違和感があるのだ。
それが、ビールにまで来たかという印象だ。
今までのコンビニは、NBを定価販売というのが常識だったが、
スーパーよりもセブンイレブンのPBのほうが安いという商品が沢山ある。
価格で、他のコンビニやファストフードと差別化しているのだ。
ただ、メーカーの商品を完全にコピーした商品が殆ど。
NBの代替商品がPBだ。
私の好きな、桃屋の穂先メンマやわらぎとそっくりな商品があったりする。
そっくりすぎて笑ってしまう。桃屋は文句を言えないのだろう。
このように実際、商品で新しい価値は提示できていない。
安さ優先なので、PBでメーカーに商品開発しろというのは無理なのだ。
消費者から見たPBの価値は、価格の安さである。
今のところ、それしかない。
しかし、人は価格の安さに直ぐに慣れして当たり前になってしまう。
人間は、自分勝手だし、価格のインパクトは直ぐに結果がでるのだ。
そうなると、もっと値段を落とした商品をだすか、
付加価値を付けて高価格帯の商品を出すという事になるだろう。
現在は、高価格帯のプライベートブランドという雰囲気ではないから、
小売りから、メーカーへは、一層の低価格が要望されるとみる。
上記したようにPBは商品自体に新しい価値があるわけでなく
NBの代替商品だから、売上は伸びない。
安いからといって、多く食べたり使ったりはしないから。
そうなると、数量は今までと変わらないはずだから、
PBよりも商品単価は低いので、売上高も粗利益も伸びないはず。
特に、サッポロにとっては不毛な戦いになるはずだ。
サッポロ本体のビールの価値も下げて悪影響を及ぼすだろう。
高付加価値、高価格のPBも無いと小売りもメーカーも辛いはずだから
今後は、安いPB、高いPB、独自のNBの3種類がコンビニの商品構成になると
予想する。
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