第4章 裁判官はなぜ怒ったのか(4) - 刑事事件・犯罪全般 - 専門家プロファイル

羽柴 駿
番町法律事務所 
東京都
弁護士

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対象:刑事事件・犯罪

羽柴 駿
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(弁護士)
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閲覧数順 2016年12月04日更新

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第4章 裁判官はなぜ怒ったのか(4)

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(第4回)                 

 事故が起きた瞬間を目撃した唯一の証人である、工事現場監督Bさんは、事故の様子を次のように供述しています。
 BさんはYさんが運転するダンプが戻ってくるのを工事現場のところから見ていました。(図3、B地点)
 工事現場の前を通過して十中通り方向へ遠ざかったダンプカーが、交差点をK通り方向へ左折して、一旦停止してからバックして後進右折で方向転換し、前面部をBさんの方向に向けて図3のaの地点で一度停止の状態になりました。そして停止時点から再発進して工事現場のほうに戻ってこようとした時、被害者のK子ちゃんは、図3、アの地点からその車体の直前に、Bさんから見て、左から右へ(運転席のY運転手から見て右から左へ)かなり速い駆け足で飛び出しました。Bさんがあっ、危ないと思った瞬間、図3の×1の地点でK子ちゃんの上体付近がダンプ左前部バンパー付近に接触しました。(そのときK子ちゃんの位置はイの地点、ダンプはbの地点です。)
 そしてK子ちゃんはバランスを崩して路面に転倒していき、図3の×2の地点でダンプの左前輪と後輪の間に頭から足を取られた様になりながら突っ込んで行きました。(そのときのK子ちゃんの位置はウの地点、ダンプはcの地点です。)BさんはK子ちゃんがバランスを失いダンプカーの左側面に沿って後方へ倒れこもうとした瞬間、Y運転手に対して右手を上げて、止まれ、止まれの合図を出しながら大声でストップ、ストップと叫んだのですが、あっと思っている内にK子ちゃんは左後輪で轢かれてしまいました。(×3地点)しかしK子ちゃんがダンプカーの前に飛び出す以前どこにいたのかBさんには見えなかったようでした。
 
                           (次回へ続く)