- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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私はゲームセンターにはほとんど行かないので、最近の様子はよく知らなかったのですが、
しかし、先日テレビ番組を見て驚きました。
最近は、店員さんが、クレーンゲームでぬいぐるみを取るのをサポートしてくれるんだそうです。
このサポート店員さんは「クレーンゲーム置き師」と呼ばれているそうです。
なんともはや、変わった仕事があるものです。
この置き師の仕事は、
クレーンゲームのお客様を盛り上げて、獲得させて、虜にさせること。
クレーンゲームには虜にさせるまでのプロセスがちゃんとあるそうです。
まず、
簡単に取れそう!
でも、1回では取れない~
※ここで最初の盛り上がり
あと何回かで取れるような気がする
で、チャレンジをする。
でも、あんまりお金を使わせすぎると、飽きたり、嫌いになったりする。
※そこで、クレーンゲーム置き師の登場!
なんと、ターゲットのぬいぐるみを、ちょこっと置き直してくれるのです。
さらに、ポイント(コツ)を教えてくれるのです。
そして、再びチャレンジ!
取れた!
盛り上がって、嬉しくって、好きになる!
お客様も、達成までのプロセスで、助けてもらっているのは解っています。
それでも、達成出来たのは嬉しいのです。
若い世代とシニア世代のギャップがここにあります。
シニア世代は、七転び八起きの世代。
失敗しても失敗しても、何度もチャレンジさせる。
だから、最終的に出来たときに成長と達成感を味わえる。
しかも、「根性」も付く!(笑)
でも、最近はそこまでは持たないようです。
だから、、早めに、成功体験を持たせる。
だから、、、またチャレンジしてくれる。
むろん、若い世代全員がそうではないでしょう。
しかし、例えサポートを受けてでの小さな成功体験でも、それが次のチャレンジへの意欲に繋がるのは同じ。
チャレンジすることの楽しさを味合わせてから、徐々にハードルを上げていく。
人を成長させるには、こう言う、相手の気持ちを理解するきめ細かい気遣いが必要なんですね。
そういえば、私も昔、せっかくチャレンジしたのに、失敗したら、ほったらかされて、やる気が無くなったことあったなあ~
世代が違っても、こう言う気持ちって、案外同じなのかも知れませんね。
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