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「相手の立場に立つ」と色んな「良いこと」が起きます。
そのひとつが、「コミュニケーションギャップが減る」ことです。
相手と話をしていても、自分の想いとは全然違う解釈をされたり、
勘違いされたり、
早とちりされたり、
肝心な所を聞いてくれていなかったり、
果ては、なぜか怒らせてしまったり・・・
コミュニケーションギャップって本当にやっかいです。
それは、相手との言葉や気持ちのキャッチボールがうまくいかない状態なんですよ、と昨日お話ししました。
今日は、キャッチボールがうまくいかない原因のひとつ「思い込み」について考えてみます。
実は、この「思い込み」が無くなると、コミュニケーションもスムーズに行くようになります。
これも、「相手の立場に立つ」事の大きな効果なのです。
「思い込み」これは、良くも悪くも「相手に対する固定概念」「先入観」や
「勝手な期待感」「勝手な失望感」から生まれるようです。
この固定概念や先入観、期待感や失望感に共通するのが、「自分勝手な判断」です。
で、この「自分勝手な判断」がなぜ起こるのかというと、
「相手への未確認」なのです。
さらに、なぜ「相手への未確認」、つまり「なぜ確認しないか?」と言うと、
「正しいことを知ることによる、自分の判断ミスの修正」が余儀なくされ、それがいやだからです。
つまり、これは「勝手な自分軸」なのです。
「思い込み」を正当化するには「自分の判断」が正しいことが前提でないと成り立ちません。
にもかかわらず、相手に確認して、それが否定されると、考えや判断を修正しなくてはならないのです。
ま、それは当たり前ですね。
それをしたくないのが、「自分勝手な自分軸」たる所以です。
素直に人の話を聞いて、反省して、訂正すれば良いんですけどね~出来ないんですね(笑)
「コミュニケーションギャップ」も「思い込み」も全ては、「自分勝手な自分軸」が邪魔をしています。
「相手の立場に立つ」には、まずは、この「自分勝手な自分軸」を何とかしないと行けません。
「相手への期待感」も「相手への失望感」もまた、勝手な自分軸です。
勝手に期待し、勝手に失望する。
そこには、目標の確認もプロセスへのサポートもフォローもない。
これでは、相手を非難することで、自分を保とうとしているかのようにも思ってしまいます。
「きっとそうだ」「そうに違いない」ではなく、
「どうなんだろう?」「聞いて確認してみよう」
にするだけで、「自分勝手な自分軸」は、消えて行き
「相手の為の相手軸」がはっきりと立ってくるのです。
とは言え、「勝手な自分軸」は、まだまだ根が深い物があるようですね。
また、今度ゆっくりと考えてみることにしましょう。
今日は、ここまで。また明日!
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