- 湯沢 勝信
- 東京都
- 税理士
対象:税金
まずはじめに、開業予定地を中心にして、徒歩でこれる範囲である500mを1次診療圏とし、診療圏内の人口に受療率をかけてその地域における来院患者数を予測します。そしてその患者数を競合の診療所とシェアすることによりその開業場所における1日の外来患者数を予測します。次に自転車ないしは自動車で来院する範囲である1kmを2次診療圏として設定し同じく1日の外来数を算出します。そして1次診療圏の外来数と2次診療圏の外来数を足してその場所での1日あたりの外来数を計算します。最近は診療所の数も増えているので、この診療圏調査で抜群の外来数がでる場所というのは少なくなっています。内科で1次診療圏で30人来れば取りあえず合格と言うところではないでしょうか。
この診療圏調査のソフトは、今は400万円くらいで売っていて開業コンサルタントをはじめ多くの業者が持っていて頼めば無料でやってくれます。しかしこれはあくまでも机上で計算したものなので、実際の調査は、現地をよく見て自らの目と耳と足で確認することが重要です。どうせ開業するなら場所のいいところで始めた方が成功の確率が高くなるのはいうまでもありません。