- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
埼玉県さいたま市にて進行中のUさんの家の現場管理を行った。
スタッフの佐野と一緒に現場に行くと、大工さんと板金屋さんが作業を行っていた。この住宅では外部に面する大きな開口部に、左側の写真のような木製の建具を採用している。木製建具の最大の利点はその意匠性にあるのだが、断熱性能などを考えてもアルミの500倍程度の断熱性能を持つというメリットがある。右側の写真は玄関庇。なんとも変わった形をしているが、後でつけられるウッドデッキと合わさると、一体感のあるデザインになるように作られた。もちろんこんな変な形の既製品などがあるわけも無いので、こういった部材は鉄工所で手作りで作ってもらっているのだが、このような自由な家造りが出来ることも注文住宅の面白いところだと思う。