第四回。小休止。

自分の常識は世の非常識！?

　筆者は東京都内で業務を行っております。実家は茨城です。

　関東圏内・特に都内に居りますと、テレビの内容も身の回りの制度も、とにかくそれが全部全国のスタンダードだと考えてしまいがちです。
　茨城に住んでいた頃、テレビで見た国会中継やテレビコマーシャルやニュースを見ていても何となく遠い世界の内容でした。ところが、上京してからテレビを観ると、実に自分達の生活に即した内容だったんだと目から鱗が落ちました。
　また、同じ都内23区でも板橋区と練馬区でもゴミの出し方一つとっても随分違うものです。
※自力歩行が難しい高齢者に対して、板橋区は自宅前に出してさえくれれば回収するという姿勢ですが、練馬区は基本的に各集積場ときっちりかっきりです。

　なお、板橋区の福祉は高齢者に明るく、練馬区の福祉は子供・子供を持った親に明るい内容が多いと感じております。

　鍼灸マッサージの制度についても、東京では先の記事のように、訪問マッサージ・鍼灸以外では難しめの内容ですが、大阪では比較的認められやすい・佐賀では保険に準じた制度があると伺っております（以前某転職漫画でも触れていましたが、実際、医療の制度については医師に限らず鍼灸マッサージに至るまで西高東低なんだな～…と、感じます。）。

　筆者もたまに出張して関西圏始め東京以外の施術色々を見て回りますが、自費施術一つ取っても、その地域地域で実に特徴があります。

　このように、様々な制度・仕組みが各地域・自治体で異なっております。筆者は都内の制度を踏まえて記述しておりますが、今後触れていく内容によっては、各地域によって違うこともあります。御容赦下さい。