- 武本 之近
- 株式会社グルコム 代表取締役
- 東京都
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
今回はWordPressにも関連する『フィード配信』のご説明をしたいと思います。
WordPressに限らず、大抵のCMS*1には『フィード配信』という強力な機能を搭載しています。フィードとはホームページのコンテンツ(ブログの記事など)をコンピュータが処理しやすいように整形したデータのことです。
フィード配信されるデータは、人間がそのまま見ても大変読み辛いので、通常はフィードを読むためのソフトウェア(フィードリーダ)を使います。フィードリーダにフィードを登録することで、人間が必要と思う情報を読みやすい形に整えてくれるのです。
フィード配信の何が強力かと言うと、ひとたびフィードリーダにフィードを登録してしまえば、わざわざホームページが更新されたかどうか見に行かなくても良いという点です。勿論、情報配信する側がキチンと配信する仕組みを作らなくてはなりませんが、見る側にしてみたら「フィードリーダを確認するだけで最新情報を入手」できるのです。
ホームページで情報を入手する機会が多くなるにつれ、情報そのものよりも情報を利用する人間の時間価値が相対的に上がってきています。フィードとは、この有限な時間を有効活用するための一つの仕組みであると言えるでしょう。
*1ブログツールも含め、情報を統合的に管理するためのシステムをCMS(コンテンツ管理システム)と呼びます。