気付けない暴力～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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被害者本人も気付けない間に受ける

恐ろしい暴力。

それが、モラルハラスメントと言う暴力だと思います。

結婚前の朗らかで優しかった夫を知っているだけに、

結婚後に夫が豹変してしまったのは私のせいだと

考えてしまいがちです。

知らない間に受ける暴力は、

あなたにとても甚大な被害を及ぼします。

ましてやそれが、

最も心を許している夫から受けるのですから。

みなさんも少し想像して頂けるとわかると

思うのですが、

しっかり身構えて受身の準備をしている時に

受ける暴力と、

何の構えも無く不意打ちに受ける暴力では

その被害に差がでて当然だと思います。

モラルハラスメントの加害者は最初は優しくて、

そして

少しだけ寂しかったりかわいそうな境遇である事を

あなたに印象付けながら近付いてきます。

「この人の為になにかしてあげたい。」

と被害者に思わせます。

被害者は、まさか夫（加害者）が自分に対して

精神的に暴力を振るい支配しようとしているなど、

始めは想像もしないのです。

夫の不機嫌や無視、理不尽に強制的に

つき合わされ、

「何とかしたい」

と、

図書館に通っては

「夫婦仲を改善する」

「人間関係を円滑にする」

等といった書籍をむさぼる様に読んでいた、と

ご経験をお話して下さった方もいらっしゃいました。

そうこうしている間に妻は、

全身がだるい

夫の帰宅時間になると涙が止まらない

頭痛肩こり

便秘下痢

食欲不振

動悸

思考力が低下する

じんましん

消えてしまいたくなる

等、心身にあらゆる症状が出始めます。

そしてそれでもなお、体調が悪かったり

精神的に落ち込む事すら

「私がダメだからだ」

「私が弱いからだ」

と、自分を責めます。

さらには夫からも

「暗い奴だ」

「いつも落ち込んでいて鬱陶しい」

「こんなにダメな奴だなんて思わなかった。」

と、追い討ちをかけられます。

被害者すら、自分の被害に気付く事ができにくい

暴力。

暴力なのに、被害者が悪いからだと

その責任を被害者に負わされてしまう暴力。

その人から「人間らしさ」「その人らしさ」を奪う

暴力。

気付いたら、立ち直るのが難しいほどに

追い詰められている暴力。

モラルハラスメントと言う暴力は、

本当に恐ろしいものです。

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