壊しても、治せるものばかりではないから～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

＊年末年始の営業について＊

12月29日（土）15：00で営業終了

12月30日～1月7日迄お休み

年始は1月8日（火）より通常営業

何卒よろしくお願いいたします

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モラハラ夫の中には、

キレると激しく暴れるタイプがいます。

妻や子どもが見ている前で、

大声で喚きながら物に当たったり

物を壊したりします。

テレビのリモコン、

家の壁、

お風呂のドア、

炊飯器、

ゲーム機、

お弁当箱、

子どものおもちゃ、

妻の大切にしているもの、

家族の思い出の品、、

様々な物を壊します。

その様子を目の当たりにした妻や子どもは

一体どれほどの恐怖を感じた事か。

モラハラ夫がキレて暴れてからしばらく経ち、

少し落ち着きを取り戻したモラハラ夫に対し妻が

「子どもの前で物に当たるのはやめて欲しい」

「本当に困るから物を壊すのはやめて」

と訴えたり、

リモコンが無くて困っている夫に

「物を壊すと困るでしょ？」

と訴えたりしても、

結局モラハラ夫は

「また買えば良いだろ！」

等と言い反省の態度は見せません。

しかも、

「また買って来い」

と言う割には

当然その為のお金は出さないんですよね；；

こう言った状況をご相談の中で伺う時、

私は

「壊れても、買い換えれば元に戻る物

ばかりではない。

壊れても

元通り治せるものばかりでは無いのに。」

と、強く思います。

確かに、

壊してしまった家電やリモコン、お弁当箱は

買い換えれば済む話かも知れません。

これらのものは普通に使っていても、

日常のうっかりで壊してしまう事や家電の寿命で

壊れる事だって当然ありますし。

けれど、

暴力で物を壊した時。

それを目の当たりにした妻や子どもの心は、

夫の、父親の、

暴力行為を知る前の心に戻せるでしょうか？

私は出来ないと思います。

夫の、父親の暴力的行為を目の当たりにした時に

妻や子どもが心に抱えた恐怖心。

夫、父親が、

自分の感情を消化する為に言葉ではなく暴力を

使う人間なのだと知った時の妻子の悲しみ。

失った信頼感や、

家族としての安心感。

こう言ったものは、

「失ったのならまた買って来れば良い。」

「壊れたなら治せば良い。」

という類のものではありません。

人間同士の関係性では、

壊れたら治せるものばかりではないのです。

また、仮に治せるとしても

その為には長い時間を要するものばかりです。

妻子は物ではありません。

心、感情、人格を持った、

人間なのですから。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。

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