医療保険の選び方①はじめに - コラム - 専門家プロファイル

佐野 明
VSPファイナンシャル株式会社 
愛知県
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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医療保険の選び方①はじめに

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やっぱり一番相談を受けるのが、入院した時の医療保険です。
健康ボーナスがもらえるものや、女性疾病に保障が倍増する保険・・
いろいろありますが、保険選びのポイントを考えて行きましょう。

ちなみに私は、スノーボードの練習中にぎっくり腰になって5日間入院して、入院費用が8万円かかりましたが、2本の医療保険から合計40万円入ってきました。(医療保険には月々7000円ほど払っていますので・・)
そういう掛け方もできるのが、医療保険です。

①保障額の設定

よく一日の入院にかかる費用は12000円といったデータが出ます。
これは本当でしょうか?
個人的な経験で検証したいと思います。

今回5日入院し、77000円請求されましたので、1日14000円弱かかった形になります。
最初に入った4人部屋だと安いんですが、途中で個室に移りました。 
個室の利用料金が一日5000円、4日借りたので2万円は、個室代金です。
個室代金を除けば、一日11000円強なので、かなり統計に近い金額になりました。

雑費がかかるとよく言われますが、飲み物やお菓子を買いに行くと、一日1000円弱くらいかかりました。
まあ、これは人によりますけど。
ちなみに入院は太ります。

個室にするか大部屋にするかで、費用は随分変わってきます。
4人部屋だと、ご近所によっては騒々しかったり、
自分が騒々しかったりすると、やはり個室に移ったほうがいいかも知れません。
短期入院なら我慢できるかもしれませんが・・
個人的には、4人部屋で尿瓶におしっこをするのが嫌で、個室に移りました。
(ぎっくり腰は名前ほど可愛い症状じゃありませんね)
個室は一日5000円が相場ですので、保険に入る前に妄想してみるといいと思います。
あなたの入院は、1日いくらかかりそうですか?


ただ、一日15000円くらいの保険に入ったほうがいいのかと言えば、そうでもありません。
医療保険は掛け捨てのものが多いんで、保険でフルカバーする必要はありません。
サラリーマンの方は、一日5000円くらいにして、残りを貯金などでカバーしてもいいかも知れません。
ただ、貯金をなるだけ減らしたくない老後の入院を考えると、一日10000円が無難にお勧めです。
今後、社会の高齢化が一層進みますので、医療費を使う老人が増え、働き手の若者が減りますから、医療の自己負担がさらに増える可能性も高いからです。

サラリーマンの方は、入院してもお給料が出ますし、退院したら職場に復帰できるでしょ うから、一日10000円以上の医療保障は不要だと思います。
重複する保険があれば、医療特約は外して、コストカットすべきだと思います。

非正規社員も多い昨今ですが、自営業者と派遣社員、アルバイターは、医療保険を厚めにもっておいた方がいいです。
自分もそうなのですが、入院すると給料は出ません。
一人暮らしの方や、奥さんが専業主婦の方は、家計に大ダメージです。
入院費とは別に、家賃や住宅ローン、家族の生活費。
長期入院すると、職場復帰できるのか(自営業の場合、お客様が戻ってきてくれるのか)も疑問であれば、働いてる期間だけでも医療保障は厚めにもっておくべきです。


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