シンガポールの占い事情 1 風水

久しぶりの更新で申し訳ありません。

さて、私は、シンガポールと東京を行ったり来たりする生活なのですが、折角ですのでシンガポールの占い文化についてもお伝えしたいと思います。

シンガポールは風水に基づいて政府が街づくりをしたことでは有名です。

中華系民族が大半を占めますので、風水に精通しているのは納得ですよね。

例えば、サンテックシティという、少し前まで商業と文化の中心だった地域は、人間の指の形を意味する5つの高さの異なるビルで構成され、その中央には願いが叶うと言われる「富の噴水」という、世界最大級の噴水があります。

最近は、サンテックシティから、マリーナ地区に商業と文化、経済の中心を移す計画になっているようですが、どんどん増えていくビルも、各風水対応！

某銀行は八卦を意味する八角形になっている上に、周囲のビルたちに負けじと雲を突き抜けんばかりに60階を超える高さ。

マークもお金をLockするぞ！なんて意味になっているようですし、アジアの第一位になるのも頷けます。

いまやシンガポールは、アジアのニューヨークと言われるほどの経済発展を遂げているのも、風水パワーのお陰なのかも知れませんね。

マリーナ地区で一番象徴的な、三本のビルの上に巨大な船が乗るカジノとショッピングモール、ホテルなどの複合施設、マリーナベイサンズも、実はちょっとユニークな願いが込められているのですが、それはまたちょっとオカルティックなので、お会いした時にそっとお話ししますね(^_−)−☆