「我慢が足りない」「感謝が足りない」～モラルハラスメント

＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊
モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

第7回モラルハラスメント語りと癒しワーク
開催します

とき：2012年6月2日（土）10：00-12：30
ところ：西新宿ＫＩＨビル（西新宿7丁目）
料金：お一人さま3,000円
＊お飲み物、お菓子用意します
＊途中退席自由
＊女性限定＊
詳しくは　こちらの記事 　をご覧下さい　

＊残席１つになりました＊
＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊

夫からモラハラ被害を受けている妻が

しばしば受ける二次被害。

モラルハラスメントや身体的DVに対する

専門知識をあまり持たない、

周囲の友人知人はまだ仕方の無い面も

あるかもしれませんが。。

専門家の中にも、

「DV相談」「女性相談」

と看板を出しているにも関わらず、被害者に対し

二次被害を及ぼす事があります。

そんな二次被害の中でも、お話を伺っていて

最も苦しく、また憤りすら感じてしまう言葉が

「別に暴力振るわれている訳でも無いんでしょ！？

それなのに離婚したいなんて、我慢が足りないわよ。」

「結婚できて、だんなさんの稼ぎで生活させて貰って。

それなのに、感謝が足りないんじゃない？」

等という言葉。

・我慢が足りない

・感謝が足りない

これらの「足りない」という言葉。

この言葉がモラハラ被害者に与える影響は、

本当に大きすぎる。

計り知れないダメージを被害者に与えてしまうのです。

夫からのモラハラ被害者は、その多くが既に

「私の頑張りが足りないから夫が怒るんだ」

「夫が不機嫌なのは、私が至らないからだ」

と、自分の足りなさや至らなさを既に十分に

責めているのです。

そうして、自分自身で

「もっと頑張らなきゃ」

「もっと努力できるはず」

「まだまだ足りない」

と、

努力や我慢、忍耐をし過ぎる程にしているのです。

自分を追い詰めて続けているのです。

自分を追い詰めて追い詰めて、

足りない足りないと努力を重ねて、

それでも変化しない夫の態度や夫婦関係に

疲弊し、心をすり減らし、身体的にも不調をきたして、

そこまできてようやく

他者に相談しようと思えたり、モラハラという言葉に

出会えたりしている方が多いのです。

ですから、

ようやく他者に相談しようと思えたタイミングで

第三者から

「あなたの努力が足りない」

「感謝が足りない」

と言われてしまう事のダメージは、大変に大きいのです。

これは、本当に怖い事です。

多くの相談を受けている行政の機関などでは、

中には本当に当事者の我慢が足りない、というケースも

あるのかも知れませんが。。

ですが、

少なくとも相談者がモラハラや身体的暴力の被害を

示唆したり訴えたりした時には、

これまで暴力被害を受け自尊心を低められてしまった

被害者が、

本当に自分の被害を余すところ無く語れているか、

相談を受ける側がどの様な態度でお話を伺い、

どの様な共感の姿勢を示せば相談者が安心して「語り」が

できるか、

これらの部分に注意を払う必要があります。

夫婦間の暴力の被害者は

「自分を守るための相談」

「自分を第一優先にして行動する事」

が、

不得手になってしまっているケースが多いのですから。

＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊
東京よつ葉法務オフィスでは、女性の離婚、
子連れ離婚、離婚協議書や内容証明の作成に
ついてご相談を受付けています。

初回相談は30分無料ですのでどうぞご利用下さい
東京よつ葉法務オフィス
離婚支援センター
電話：03-3579-8577
メール：info@yotsuba-houmu.com

◆営業時間◆

平日　9：30～19：00

土日祝日は定休日です

時間外の業務についてはご相談ください
＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊