日本の文字コードシェアの変遷(2006-2012年) - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

井上 みやび子
すぐ使える株式会社 代表取締役
東京都
Webエンジニア

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対象:ホームページ・Web制作

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日本の文字コードシェアの変遷(2006-2012年)

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徒然 IT 考

ご無沙汰しております。今日は少しWeb制作に関するオタッキーな話題を。

私は2005年からホームページ更新用のCGI(CMS)「すぐ使えるCGI」を売っているのですが、日本語Webサイトで使われる文字コード(※)には Shift_JIS、EUC-JP、UTF-8 の3つがあるため、製品もこれらの文字コード別にご提供しています。

で、どの文字コードが一番よく売れているのか?という話です。

※正しく言うと「文字エンコーディングスキーム」なのですが、ここでは「文字コード」と省略します。

文字コードの概要

簡単にそれぞれの文字コードの特徴をご説明しておきます。

Shift_JIS

WindowsやMacintosh、また、従来型携帯端末で長い事採用されていたため、事実上日本語の標準的文字コードです。
Shift_JISをベースにした特殊文字(マル付数字や1文字に縮められた「(株)」など)が発展したため、日常業務ではなかなか手放し難い文字コードです。

EUC-JP

UNIX系と総称されるサーバマシンで長い事採用されていた日本語文字コードで、プログラミングの際によく使われていた文字コードです。

UTF-8

多言語混合でも問題なく表示ができる事を目的として最近発展してきた文字コードです。日本語でもまずまず使えるようになってきたのは2000年位になってからです。

プログラマの独り言

日本語のみを扱うプログラムを作成する事を考えると EUC-JP が一番扱いやすく、Shift_JIS はかなり強い癖があり配慮が必要、UTF-8 は日本語の書式を整えるためのプログラムを書くときはちょっと面倒、などそれぞれ特徴があります。

最近発達してきたプログラミング言語は UTF-8 を基本的な文字コードとして採用している事や、UTF-8 を使っておくと後での他言語への展開が楽なので、プログラミングに関しては現在の主流はUTF-8です。

シェア変遷

(グラフご参照下さい。)

「すぐ使えるCGI」を2005年に売り出した時は、「CGI はプログラムなんだから EUC-JP が一番売れるだろう」と思っていたのですが、ところがどっこい、売れていったのは Shift_JIS版 でした。

Webデザイナさんは Shift_JIS をお使いだったんですね。

2007年ころまでは完全に Shift_JIS が優勢、2008年ころから変化の兆しが見え始め、その後、事実上 UTF-8 が世界的には標準文字コードになっためにじわじわとシェアを伸ばし、おそらく UTF-8 のみに対応しているスマートフォンがかなりシェアを伸ばしたことにより、2011年にとうとう UTF-8 と Shift_JIS のシェアが逆転しました。

シェアの逆転傾向は、今年2012年も続いています。

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