オーバークオリファイド(over qualified）

こんにちは！

ずっとこちらのコラム、ご無沙汰していました。

これからはもう少しマメに投稿しますね。

さて、今回はいきなり英単語が出てきました（笑）。

オーバー・クオリファイド（over　qualified）の意味は

Educated or skilled beyond what is necessary or desired for
a particular job.

求められている職業に関して、

それ以上の学歴またはスキルを持っていること。

これが、オーバー・クオリファイドの定義です。

しかし現実にはそれが「キャリアの障害につながる」という結果をもたらします。

例えば、「多少英語が話せる人、希望」という求人広告があったとしますよね。

それで、

「私はアメリカの大学院を卒業しているし、会議通訳の経験だってある」

という方が求人に応募するとします。

この場合、

仮に求人側の（口には出せない）希望が、

英語は英検２級ほどでいい、でも他の職員の雑務も時々手伝ってもらいたい、

というものだとします。

そうすると、求めている人間像と求職者の間の

「需要と供給」がマッチしません。

つまり、この求職者はその職種に関して、

「オーバー・クオリファイド」と見なされ、採用が見送られるのです。

「私はこんなに頑張っているのに、成果も出しているのに、
なぜ私よりも努力していないあの人が採用されるの？」

このコメントは実際に私がある職場で働いていたときに耳にした言葉です。

この場合、彼女のレベルが採用側が求めているよりも、

はるかに上回っていたことが原因でした。

それを彼女は しっかり

「オーバー・クオリファイド」だったと受けとめる
（あるいは自分に言い聞かせる）と未来へとつながったのかなと思います。

「私よりも努力していないあの人」と発言 してしまったことで、
その後の採用も難しくなりましたので。

もちろん、「オーバー・クオリファイド」という言葉は採用側にとって、
明確な不採用理由を告げられない場合に使われる便利な言葉でもあります。

しかしそう いうことに惑わされず、まず、

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相手が求めていることが何かをじっくり考えてみる
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と「需要と供給」のバランスにつながると思います。

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