先取り学習より教育の多次元化へ(4) - 幼児教育 - 専門家プロファイル

杉田 昌穂
青穂塾 塾長
大阪府
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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先取り学習より教育の多次元化へ(4)

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幼児教室、幼稚園レベルでも無理な先取り学習が行われています。

よくあるのが、ひらがな、カタカナ、漢字の先取り学習です。

鉛筆の持ち方もきちんと指導しないで字を書く練習をしています。ひらがな、カタカナ、漢字の先取り学習をしていると、保護者から高い評価を受けることができるからです。そのため、保護者が気付かない、目に見えないところは放置することになります。それは字を書くための基本的な部分で、鉛筆の持ち方、姿勢などです。だから、ひらがな、カタカナ、漢字の先取り学習をした子どもは、無理な姿勢でゆがんだ字を書く癖がついてしまっている例がほとんどです。

先取り学習をするなら、責任を持って、きちんとした指導をしてほしいと思います。

また、きちんとステップを踏まずに教えていることがよくあります。その結果、ひらがなの「も」とカタカナの「モ」、ひらがなの「せ」とカタカナの「セ」などは似ているものだから、両者を混同して覚えていたりします。また漢字を書く場合、横線「ー」を左から右へ引くのではなくて、右から左へ書いていたりして、驚くことがあります。

こうなると悪い癖がついてしまって、あとあと正確な字が書けなくなってしまいます。

後日、先取り学習をしていない子供が成長してくると、簡単に追い抜かれてしまうことになります。

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