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閲覧数順 2016年12月04日更新

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幼稚園時期の具体的な英語教育についての回答

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英語学習方法

幼稚園時期の英語教育は具体的にどう取り組んだらいいのかへの質問をいただきました。 私が書いている「英語教育についてのコラム、回答」を読んだ方からの質問です。

多くの方に役に立つ内容だと思い、コラムにて回答致します。

コラムにも科学的根拠をつけて説明しているように、日本語環境で育つ子供への早期英語教育の成果は証明されていません。 幼児期の英語教育の目的が「バイリンガルにしたい。」「将来英語が出来る基礎を作りたい。」「英語を自由に話せるようになってほしい。」であるなら、脳科学・脳心理学・発達心理学・言語心理学のどの見地から分析しても、効果があるという科学的根拠は存在していません。 残念ながら。

それでも、質問の中にあるように、「幼稚園の年中になると、英語教室に通ったり英語の教材を購入したりする子供が増えてきました。私自身、『自分は自分だから、他の子供の教育方針は気にしない。」という気持ちを持っていても、何となく周りの子が英語の学習を始めると焦る気持ちがあります。』と、日本中なぜか未だに幼児英語教育に夢中のようです。 その夢中をお金にしようと、幼児向け教室が盛んに誘います。 「早ければ早いほどいいですよ~。」と。

しかし、周りが「英語」「英語」と騒いでいると、親としては心穏やかではないですね。

子供さんも友達の影響を受け、例えば、友達が “My name is ….”と得意がっているのを聞いて「英語って何?」とちょっと心配になることもありますね。 少々のフレーズを覚えても、アルファベットが読めても、発音が少々英語っぽくなっても、大したことではないのですが、子供の耳には「すごい!」と聞こえてしまうかも知れません。 日本の英語教室で教えているようなことは、10歳前後から英語を始めた子供が2ヶ月もたたないうちに追い付くようなことがほとんどだと思います。

さて、具体的な方法の提案です。

1. 子供の時間を制約して英語教室に通わせるのはお勧め出来ません。

「幼児英語教育は早くから始めるべきか」というQ&Aでも回答しています。 

10歳前後までは、自由な時間がふんだんにあり、子供が自分で考え探求していく経験が、脳の発達には非常に大切です。 この時期にいらない習い事や、効果のない英語の勉強などで、脳の発達を阻害することは出来るだけ避けるべきだということです。 

ですから、質問者の子供さんのような、「最近は息子は幼稚園から帰ってきて近所の子供たちと遊ぶことに夢中で、息子がやっている習い事と言えば近所の方がボランティアで教えてくれいるピアノです。」のような、無理強いのない環境が最適だと思います。 

この時期に未発達の脳はその後の人生に大きな否定的影響を与える可能性が、リサーチなどで報告されています。

2. この時期の脳に必要な刺激を与えるコンピュータープログラムを家庭でお母さんやお父さんと一緒に。 それも英語を使ったもので、進めて行く過程で子供は自然に英語の指示を読むことになります。 

最近アメリカやカナダの科学者は子供の脳の知的能力(Cognitive Ability)を高めるコンピュータープログラムに注目しています。 実際に学校で使用し大きな成果を上げているプログラムもあります (New York Times, April 18, 2012)。 

これは、私も現在アメリカの大学院で研究中の分野ですので、日本の子供向けにプログラムを作ってみました。 All About でもサービス提供中のBig John Math Program です。 

算数を英語で理解していく過程で、脳の短期記憶(知的能力の大切な部分)容量を大きくしたり、論理的思考能力の基礎を作るようプログラムしました。 また子供の興味を惹くように、タイムに挑戦したり、得点のfeedbackがすぐに出て来るようにもデザインされています。

実際に使っている子供たちを観察した結果からみると、このプログラム使用頻度の高い子供の英語力の伸びは非常に速いと感じています。 科学的データはまだ取っていませんが元々持っている能力以上に、考える能力が伸びているとも感じます。

 

ただし、これも、子供に無理強いはしないこと。 これが一番大切です。

いかに優れたコンピュータープログラムよりも、実際の自分の周りの自然な環境から受ける刺激が脳には最適だからです。

Good luck, Mom!

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