- 酒井 正人
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
- 東京都
- 建築家
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03-6379-4831
照明は「空間を明るくする」という機能と「空間の雰囲気をつくる」という効果があり、建築・インテリアの設計で大切な要素の一つです。 私達の生活の中でもその機能と効果を上手に計画することにより、気持ちを豊かにする心地良い住空間が実現できます。
写真のダイニングでは、その空間に必要な明るさをつくる天井埋込みの照明器具(ダウンライト)を4台レイアウトし、ダイニングテーブルの上にもテーブル面をスポット的に照らすハロゲンランプのダウンライトを3台レイアウトしてあります。 ハロゲンランプは高演色で寿命が長く(普通電球の約3倍)、美味しい食事をより魅力的に照らす効果が得られます。 さらに壁面飾り棚に間接照明やショーケースライトを組み込み、大きな壁面を柔らかい温かみのある灯りで照らし、壁面全体を空間のアクセントとして表現しました。
ダイニングで過ごす時間や食事のスタイルに合せ照明の組合せ、調光スイッチなどによる明るさの調整をおこなうことで、何パターンかの雰囲気をつくることがで、気持ちを豊かにする心地良いダイニングを演出できます。
●関連コラム
照明の効果[http://profile.ne.jp/pf/masakai/column/detail/3105]
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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