変えられないことを受け入れる1 - 男女の悩み・問題 - 専門家プロファイル

阿妻 靖史
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変えられないことを受け入れる1

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恋愛セラピストのあづまです。


神さま、私にお与え下さい
変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものを変える勇気を
そしてそのふたつを見分ける賢さを。

(平安の祈り)


私たちが生きていて、やはり基本となるのは、自分の責任で人生を切り開いてゆくこと。自分の行動を通じて、現状を変えてゆくことが、大事であることは、間違いありません。

しかし、どんなことでも、思い通りになるかというと、実は、どうしても思い通りにならず、その苦しい現実を受け入れて生きていくしかない局面も、人生にはあります。もがき苦しむよりも、思いを手放して、現実を受け入れて生きることの方が必要な場面もあるのです。

先日、NHK教育TVで、セクシャルマイノリティーの方が自殺を考える率が、そうでない方が自殺を考える率の6倍近くあるという話を知りました。

私はセクシャルマイノリティー(ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダー:総称してLGBTといわれます)の専門家ではありませんので、細部で詰めの甘い話があるかもしれませんが、何も言わないと、何も変わらないので、今思うことを書いてみたいと思います。


番組ではゲイの方が、自分が男なのに、男性が好きになる性的嗜好があって、それですごく悩んで、家族にさえ受け入れてもらえない(姉と母がレズビアンをあ ざ笑うような会話をしていたのを聞いてしまったことでショックを受けて、もう絶対に話せないと思ったそうです)と感じて、とても苦悩した話が取り上げられ ていました。

スクールカウンセラーのところにも相談に行ったけれど、カウンセラーの先生は「あなたがゲイとして生きることを『選択する』のなら応援します」と言ったそうです。

自分は、そういう生き方を選択するわけではない。
もともと、今のような性的嗜好があり、自分で選べたわけではない。
この先生も、やっぱり分かってくれないんだ・・・

そう感じたそうです。


多くの問題は、「自分には出来ない、解決できない」と思いこんでしまっているところから、自分に責任を取りもどし、自分の力で何とかしようという気持に持ってゆくことで解決するものですが、

本当に、自分の力では変えられないものもあります。

そのような場合、周りのサポートは、本人に責任を負わせる方向で行うものではないのです。


変えられないことを受け入れる2」に続きます。

「心理学に関するコラム:女と男の心のヘルス」

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