- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
琉球石灰岩なる材料に出会いました。
きっかけはお盆期間中にお施主さんと行った縄県座間味村にある阿嘉島なる島へ出かけ、宿の土間に使われていたこの材料を御施主さんが住宅に使いたいと言った事。早速調べてみると、この石は沖縄だけで採れるトラバーチンとも呼ばれている石灰岩で、出来てからまだ数万年ほどしか建っていない非常に新しい岩石とのこと。もともとは海にある珊瑚だったということだから、表面には化石のような模様がたくさん浮かんでいます。すが多く、多孔質の為、冷却効果も期待できるそうです。
太古の自然に囲まれて暮らすなんてなんとなくロマン。肌触りも非常に良く、石なのに柔らかさがあり、ぜひお施主さんの住宅に使用してみたいものです。