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こぐちたかお
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節電から、緑あふれる街へ

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今年も、いよいよ夏本番となってきました。


東京はまだ梅雨があけていないにも関わらず、30度を超える暑さを記録しました。一方、東京電力が発表する電力供給量に対する電気使用予測が9割となる日もでてきています。事務所や家庭でも節電を実施し、暑さに悲鳴をあげている方もいらっしゃるのでは。

 

さて、節電ですが、2つの面でメリットがあります。ひとつは、個人ができる環境への貢献。現在の発電方法、つまり原子力、火力、水力は、電力を生み出す場所に負担をかけています。さらに温暖化や排気による汚染、建設地の自然破壊を通して電気の恩恵を受けていない人にさえ負担をかけているのです。まあ、節電でどこまでこの負の遺産を緩和できるかは神のみぞ知るというところですが、世の中の役に立てると思いながら節電するのは、精神的にいいですね。

 

もうひとつは、電気料金の節約です。これから電気料は値上げの方向に動きそうなので、節電しても料金は変わらずなんてことにもなりそうです。そんな理由から、太陽光発電やグリーンカーテンの導入、LEDへの切り替え、を考えている方も多いのではないでしょうか。

 

省エネ・自然エネと補助金

 

節電を推進したい方々に、朗報があります。実は、省エネルギーや自然エネルギーの機器を購入する人や団体を対象に、補助金が設定されているのです。補助金は、国と地方自治体で別々に申請できます。地方自治体は、区市町村ごとに補助の対象が異なっています。太陽光発電やガスの給湯器などを大手メーカーから購入する場合は、手続きはたいてい販売する人が教えてくれます。でも、自治体の補助には、そうした機器だけではなく意外な補助もあるので、何か購入する前に自分の住んでいる自治体にどんな補助があるか調べてみてはいかがでしょうか。

 

すこし例をあげると、マンションの共有部分に使う電灯をLEDにしたいという場合。東京都千代田区では、費用の20%、最大100万円まで補助があります。東京の中央区などでは、建物の屋根や壁面に特殊な遮熱塗料を塗装することで、日射を高率で防ぐ工事に対しての補助もあります。身近なところでは、緑を増やす方法もありますね。屋上緑化やグリーンカーテンはもちろん、自治体によっては道路に面する部分を緑化することで、補助がでることもあります。

 

では、具体的にどうしたら補助を受けられるのでしょうか。東京の目黒区の例を見てみましょう。同区では、緑化に対し、「屋上緑化」、「壁面緑化」、「道路沿いの緑化」など5種の補助金を設けています。注意しなければならないのは、必ず工事を始める前に役所と相談することです。屋上緑化の補助金には、「建築物が建築基準法の関係保冷を厳守していること」「全面道路の幅員が4メートル以上あること」などの条件があり、工事の前に現地調査が必要なことがあるからです。相談した後は最初に、申請書、計画図など決められた書類を提出します。その後、現地調査があり、申請書類が通ったとの連絡があってから、工事を始めます。その後、交付申請をし、再度、施主立ち会いで現地検査があります。最後に補助金請求書を提出して、交付金を受け取ります。

 

節電が進む2011年。日本の都市が緑あふれる街になった節目になるのかもしれません。「省エネルギーを推進し、自然エネルギーをもっと利用したい」そんな皆様のお手伝いをしたいと思っています。手続きで分からないことは、どうぞお問い合わせください。

 

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